手当て ページ20
ｰ知念sideｰ
有岡「失礼しまーす！！」
知念「静かに入りなよ、誰か寝てたらどうするの？」
有岡「あっごめんごめん！」
絶対、謝る気無いでしょ。
て言うか先生居ない感じ？
有岡「よし、俺が手当てしてやろう！」
知念「いーや、ココは僕がやる」
有岡「何でさ！」
知念「大貴は不器用だから無理」
有岡「ぶ、不器用でも手当てくらい出来る！」
知念「ほら、早く必要な物とって」
有岡「くぅ〜っ！」
山田「ま、まぁまぁ…」
大貴に必要そうな物を取ってもらって、涼介の手当てを始める。
手当てって言っても、切れてる所や本当に酷い所くらいしか出来ないんだけどね？
知念「…はい、これで取り敢えずオッケーかな」
山田「ありがとう知念、大ちゃん」
知念「どういたしまして」
有岡「へへーん！」
鼻の下に人差し指を置いてドヤ顔してるけど、大貴はただ取ってただけだし。
しかも何あのポーズ、ダサ。
出会った頃にはもうやってたからなぁ
本人曰く、大ちゃんポーズって言うみたいだけど。
知念「これからは、ちゃんと言ってね？」
有岡「そうだぞ！？隠すのは無し！」
山田「うん、ちゃんと話すね？」
ほら、涼介は笑ってた方が可愛くてカッコイイんだよ。
無理に笑った笑顔とか、引きつった顔なんて似合わないんだから
まぁ、伝える事はしないけどね？
2人とも調子に乗っちゃうし。
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作者名：みぞれ | 作成日時：2020年5月10日 10時
