貧血 ページ26
ー有岡sideー
有難いことに沢山お仕事を貰うことも多くなってきて、
あまりメンバーが揃う機会も無いけどそれだけ皆も仕事を貰ってるって事でとても嬉しかった。
ある日、起きると何か体に違和感があって。
でも熱っぽい訳でも無いから気にせず準備をしてマネージャーの車に乗り込んだ。
何だか車の揺れで、だんだん気持ち悪くなってきて目眩も起きてきて、ギュッと目を閉じて我慢する。
マネ「有岡さん、着きましたよ」
有岡「ん、あ…ありがとう」
気付けば着いていたらしく、荷物を持って車を降りる。
仕事までゆっくり休んどきゃ良いかな?
なんて思って楽屋の前に着く。
深呼吸をして、いつもの元気な有岡大貴になって扉を開けて挨拶すると、ソファに皆が集まっていた。
有岡「どうしたの…?」
薮「あ、大ちゃんおはよ!実は伊野尾がさ」
有岡「えっ伊野ちゃん大丈夫なの?」
俺もソファに近付けば、伊野ちゃんは顔を赤くして苦しそうに眠っていて、明らかに熱だって分かった。
中島「伊野ちゃん帰らせた方が…」
八乙女「でも仕事したいってさっき言っててさ」
知念「じゃあ先に伊野ちゃん終わらせて貰ってから帰る?」
高木「そうだね」
そっか、伊野ちゃん体調悪いんだ。
俺は体が重いってだけだし、絶対伊野ちゃんの方が辛いよね?
薮「ちゃ……大ちゃん!」
有岡「わ!と、なに?」
薮「大ちゃん最初に撮影だったよね?伊野尾と変わって貰っても良いかな?」
有岡「うん、大丈夫」
って事は俺が最後か。
なんて考えながら体はどんどん重くなるだけだった。
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みぞれ(プロフ) - 、さん» ありがとうございます!!私も作品を見させて貰ってます!そう言って貰えるととても嬉しいです!これからの活力になります!! (2020年6月5日 22時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
、(プロフ) - 霙(みぞれ)さん» いつも、見てます!私も一応小説を書いているのですが、霙さんの様に、短い文章でも、状況などが伝えられる方は凄いなと思います!これからも応援してます! (2020年6月5日 22時) (レス) id: 4968bdbe22 (このIDを非表示/違反報告)
霙(みぞれ)(プロフ) - ありちゃんさん» そう言って貰えるとすっごい嬉しいです!!頑張りますね!! (2020年5月10日 19時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
ありちゃん(プロフ) - 霙(みぞれ)さん» え、めちゃくちゃ嬉しいです…。これからも楽しみにしてます!! (2020年5月10日 19時) (レス) id: 2aaa8d9543 (このIDを非表示/違反報告)
霙(みぞれ)(プロフ) - ありちゃんさん» ありがとうございます!!ありちゃんさんの作品も密かながら見させて貰ってて…!!嬉しいです! (2020年5月10日 16時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぞれ | 作成日時:2020年4月23日 0時