□じゅうさん□ ページ14
ｰarｰ
今日もみんなで仕事。
て言うか毎日居るようなもんだよね！
お手洗いに行って部屋に戻ろうと廊下を歩いていると、後ろから肩をトントンとされた。
「有岡さん」
ar「はいっ」
「俺のこと覚えてますか？」
ar「覚えてますよ〜！この前のドラマに付いてくれてたスタッフさんですよね！」
「良かった！覚えられてて！あの時はお世話になりました」
ar「いやいや！こちらこそですよ！」
他愛もない話をしていた。
流石に廊下で長話も何だからと、近くの空き部屋へ。
「そうなんですね！そんなことが」
ar「そうなんですよ〜！スタッフさんにも見せたかった〜」
「はは！相変わらず有岡さんは面白いですね」
ar「そうですか？ありがとうございます！」
「本当に面白すぎます。自分からこんな所に連れて来てくれるなんて」
ar「え？」
ゾワッとした。
一瞬でスタッフさんの周りの空気が冷たいものに変わった気がしたから。
ヤバい人だ。そう分かった。
ar「何で…っ」
「そういう顔を求めてたんですよね。距離を詰めて行けば簡単に油断してくれるとは考えてましたけど、本当に簡単すぎて笑えますよ」
ar「考え直してくださいよ！」
「何を？人間が朝昼晩、食事を取るように、吸血鬼にだって食事は大事じゃないですか」
ar「で、でも！人間の血じゃなくたって…」
「嫌ですね。特に、目の前に極上のものがあるのに」
やっぱり説得するのは無理か。
とにかく今は逃げなきゃ…！
「あ、逃げないでくださいね？」
ar「逃げるに決まってるでしょ！」
「何でですか〜。最後まで吸い取ろうって訳じゃ無いんですから」
ar「何だって嫌です！」
扉に背を向けていると、不意に聞き慣れた声で『しゃがんで』と聞こえた気がした。
気がしただけかも知れないのに、俺は素直にしゃがんだ。
すると扉が壊れ、スタッフさんの悲鳴が聞こえた。
in「大ちゃん！！」
ar「伊野ちゃん！」
「くっ、まさか来るなんて…」
in「来るに決まってんだろ！」
「まぁ良い…、来た時に備えて準備も進めていたさ…っ」
そう言ったスタッフさんは、奥の方へ進み、何かを持って来た。
それを見て俺と伊野ちゃんは動揺を隠せなかった。
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みぞれ(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！^^* 続編作るの、ちょっと考えてみますね！ (2022年3月23日 11時) (
レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
空 - みぞれさん» 続編、是非私も拝見してみたいです♪ご検討よろしくお願い致します(^.^) (2022年3月23日 10時) (レス) @page28 id: 8ca47a656a (このIDを非表示/違反報告)
空 - みぞれさん» いつも楽しく拝見させて頂いておりました！！とっても素敵なお話でした(^^)とりあえずお疲れ様です♪ (2022年3月23日 10時) (レス) @page28 id: 8ca47a656a (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - しょぼんさん» ありがとうございます！！続編…！意見が多かったらやろうかなとは思っています！！上手く書けるかは別ですが笑 (2022年3月19日 21時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん(プロフ) - 物語の完結、お疲れ様です！正直、このお話の更新が毎日の楽しみでした♪まだまだ続くと思ってたので、寂しいです(><)いのありの2人がこの後どうなったとか、まだまだ大ちゃんが狙われるお話とかで、続編を作っては頂けないでしょうか？(＞_＜) (2022年3月19日 21時) (レス) @page28 id: 80f9088859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぞれ | 作成日時：2022年3月10日 15時
