今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:2,465 hit
小｜中｜大
18 ハンガリータイムが流れています ページ18
「ギルベルトくん、いけません！師弟ではありませんか！手を離してください！休憩時間くらい休ませてください！昨日だってあんなにしたのに……」
「うるせえ菊。そんなこと関係ねえよ。お前の目には誰が写ってる？お前の憧れるお師匠様か？それともただの男のギルベルトか？俺は断然ただの男のほうがいいね」
「しかしギルベルトくん、私にとってあなたはいつまでたっても私の師匠なのです！昨日の夜だって恥ずかしくて恥ずかしくて……」
「そうか菊。お前は師匠の命令さえ聞けない悪い弟子だったのか？命令には全てjaで答えろ。
今すぐキスさせろ。命令だ」
「……ja」
そんな言葉が扉から漏れたのを私は聞いた。さっとこの状況を理解することに努めよう。
恐らくマリアは本田さんのことが好きで、無理やりキスをさせようとしていて、それに本田さんが同意したあああ！
(ちょっとこれ中に入ってもいいの？いいところでマリアに睨まれたりしない？ああでもやっぱり気になる！どうしようかもうなんというか不思議な感情が湧いてくるの！)
脳内でジタバタしていると女の人が私のそばに立ち、扉を開け放った。
「何をしているの、休憩時間じゃない！撮らせなさい！」
鼻息も荒く美人がカメラを持ち、扉の向こうで本田さんに迫っている(であろう)マリアをバシャバシャ撮った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
設定タグ：ヘタリア
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：何處 | 作成日時：2016年6月26日 21時
