受信メールpart3【赤葦京治】

78メール ページ18

あのあと、ちょうど先輩たちが買い物を終えコンビニから出てきた所で話は終わった





家に帰ったあと、もうなんでなんだろ？としか考えることができなくってすぐに布団の中に入った





そうじゃないと、嫌なことばっかり考えてしまうから




きっと京治や侑香が話せないのには、それなりの理由があるからだと思うから





朝、いつもよりも10分近く早く起きた




体を起こし、メールがきているか見た



しかし、メールは届いていなかった







｢え？
なんで……？｣






どうして急にメールがこないのか



突然、不安に襲われた




不安になるほど、依存していたのかと考えると自分が駄目に思えた





京治や侑香も頑張ってるんだから、私も頑張らないと





真実を聞くのに恐怖を抱えながら、家を出た









赤葦side






朝起きてから、携帯を手に取る




そして、昨日送信できなかったメールを見直す




もう、覚悟を決めたんだから




そう思って、送信ボタンを押すだけなのに



なぜか押すことを躊躇っていた




ボタンを押したら後戻りはできない



でも




それでも、Aには真実を知ってもらう必要がある




それに




もう不安にさせないためにも




また、前みたいに笑ってたいから





そう思うと、不思議と押すことに躊躇いを感じなくなっていた




そして、送信ボタンをおした

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