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『海?』



松田くんについて行くと突然目の前に海が広がった






「海辺で星とか青春じゃない?」






でも夜だからちょっと怖いね、と言いながら繋がれる手を解くことは出来なかった






「Aちゃん!あれ!」







松田くんが指さした先を見るとパンフレットで見ていた景色が映し出されていた






「めっっっちゃ綺麗!
来てよかった!!」


『本当だ……綺麗』






南十字星はもちろん綺麗だったけど、それ以上に星を眺める松田くんの横顔がとても綺麗で目が離せなかった






あんなに見たかった景色が霞んで見えるなんて松田くんはなんて美しいんだろう






「そんなに見られると恥ずいんだけど」






松田くんが私の瞳を捕らえる




そのまま顔が近づいてきて
温かいものが唇に触れた






松田くんの顔が少し紅く見えるのは気のせいかな、なんて思えるほど、自分でもびっくりするくらい冷静だった






「また一緒に星見に行くって約束ね」




その言葉に頷くともう一度顔が近づく




今度は私も目を瞑ってそれを受け入れた





誰よりもキラキラと輝いている松田くんに対する苦手意識は、本当は羨ましかっただけなのかもしれない






私もそのキラキラに纏われてみたいと思った

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あやんちゅ(プロフ) - あおさん» あおさんのコメントを待ってた自分がいました、、(;_;)いつもありがとうございます!あおさんの言葉が支えになります(;_;) (2021年3月26日 19時) (レス) id: 5318a4156c (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - あやんちゅさん LastDanceありがとうございます!良かったぁ語彙力無さすぎて良かったしか言えないけど好きですほんとにありがとうございます!次も楽しみにしてます!! (2021年3月21日 10時) (レス) id: 689ea39463 (このIDを非表示/違反報告)
あやんちゅ(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます。 (2021年2月26日 10時) (レス) id: 5318a4156c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやんちゅ | 作成日時:2021年2月25日 23時

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