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「俺もう次の講義行かなきゃ
その雑誌あげるよ」
そう言って手を振りながら走っていくしめ先輩
雑誌の中の元太はあの頃と同じ太陽のような、私の大好きな笑顔だった
笑顔の横にあるインタビューの文章
"忘れられない景色は?"
A.高校の修学旅行で見た星空
『…なにこれ、』
その後に続く文には私とのあの日の景色が鮮明に書かれていた
ちゃんと読みたいのに目が滲んで読めない
「食堂で泣くなよ笑」
雑誌を読んで泣いている
周りから見たら異様な光景だけど、ちゃかはいつもと同じ優しい笑顔で涙を拭ってくれた
「今日も俺の家来る?」
『ううん、今日はやめとく。』
「そっか。
寂しくなったら電話かけてね。」
ちゃかの優し過ぎるその優しさは、時々私の胸を苦しくさせる
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あやんちゅ(プロフ) - あおさん» あおさんのコメントを待ってた自分がいました、、(;_;)いつもありがとうございます!あおさんの言葉が支えになります(;_;) (2021年3月26日 19時) (レス) id: 5318a4156c (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - あやんちゅさん LastDanceありがとうございます!良かったぁ語彙力無さすぎて良かったしか言えないけど好きですほんとにありがとうございます!次も楽しみにしてます!! (2021年3月21日 10時) (レス) id: 689ea39463 (このIDを非表示/違反報告)
あやんちゅ(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます。 (2021年2月26日 10時) (レス) id: 5318a4156c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやんちゅ | 作成日時:2021年2月25日 23時