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＊ ページ9

リビングに行くと凌真が週末の課題をやっていた。



『おはよ〜』



「あ、おはよう、早いな。」



それはこっちのセリフなんですけど。



つっこむくらいのテンションがなかったから言うのをやめた。






頑張ってるなぁ。





こんなに頑張ってる時に「実は妊娠しました」なんて言えない。





どうしたらいいんだろ…この子。




そんなことを考えて立ちすくんでいると




「おはよ。あれ、優梨ちゃん起きてたんだ。昨日大丈夫だった？」




『え…何のことですか？』




凌真がこっちを見ている。




真剣な目。




バレる？バレた？




もうパニックになって家を飛び出した。

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設定タグ：出産 , 青春   
作品のジャンル：恋愛, オリジナル作品
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作者名：みゅみ | 作成日時：2017年9月17日 20時

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