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A「よし、」

A優勝おめでとう、お疲れ様

祐希に連絡をいれる。
気づくのは遅いかもしれないけど、それでも早くに言いたかった。

A「…ねむ」

「A、寝てろ。またぶり返してくるかもしれないからな」

A「いずみにお土産なんか頼んどいて…」

「わかったから早く戻れ」

そういうと再び部屋に戻った。

一度熱が下がってもまた夜に熱が上がってくることは何度もある。
明日までに完全復活すれば良いけど…。

「え?Aが風邪?」

A「え、このタイミングでひーくん来たの?暇なの?」

部屋に入ろうとドアノブに手をかけようとしたらしたから下からひーくんの声が聞こえてきた。

A「まじか、ひーくん来たのかぁ…いたっ!?」

ドアノブに触った瞬間、静電気。

かなり大きい音がなった。
痛い。

A「あれ、いずみからだ…はいはーい」

石川『A、』

A「え、あ、祐希!?」

いずみからかかってきたからてっきりいずみだと思い普通に電話に出てしまった。

恥ずかしい。






石川『A、勝ったよ…優勝した』






A「ちゃんと見てたよ。おめでとう、頑張ったね」

電話越しに聞こえる祐希の声は少し泣いている感じがした。

その奥からは洸史たちの声が聞こえる。

A「祐希、泣いてるの?」

石川『……泣いてない』

いずみ『泣いてるよ〜』

石川『ちょっと、いずみちゃん!!』

いずみに怒る祐希に少し笑う。

A「いずみ、いじめないの…洸史もだよ!」

武智『なんで俺なんだよ!聡太だよ!』

中野『俺じゃない!』

そういえば後ろの方でギャーギャー騒いでいる。

石川『A、熱どう?』

A「大丈夫だよ、でもぶり返してくるかもしれないからな寝てろって言われた」

石川『そっか』

A「祐希?」

石川『A、あのさ…』

中根『祐希〜!先生呼んでる!』

石川『今行く!ごめん、A電話切るね』

A「うん、本当にお疲れ様」

聡太に呼ばれた祐希。
電話越しになんか怒っている声が聞こえたけど気にしないことにした。

Aいずみ、お父さんに佐藤くんのこと紹介する日、もうそろそろかもよ?

さっき祐希が電話を掛けてきたのはいずみのスマホだったことを思いだし、さっきお父さんと話していたことを送ればすぐに












いずみえ、ちょ、え!?どういうこと!?





慌てたいずみが返信を送ってきた。

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Lal(プロフ) - ハナさん» ありがとうございます!温かく見守っていただけるとありがたいです! (2020年1月29日 9時) (レス) id: 07929e390c (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 続きが気になります! (2020年1月29日 8時) (レス) id: 746f6f9a9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lal | 作成日時:2020年1月28日 22時

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