☆朝のドタバタ騒動 ページ9
フウカside
あたしは、銀の城のプリンセス、フウカ。
勉強は苦手だし、おっちょこちょいって言われるけど。
でも、あたしだってママの子だ。
普通の日常の、普通な幸せがある国を。
あたしは、そんな国を作りたい!
だから、なんでも願いが叶うネックレスを見つけ出し、幸せな銀の国を作るんだからっ!
あたしは、そう思いながら、布団の中で静かに目を瞑った。
ピチチチ……チュンチュンッ
鳥のさえずりが聞こえ、あたしは静かに目を開けた。
時計は、5時を指している。
………ん?5時?
「えええええっ!?5時ぃーーっ!?」
あたしは、慌てて飛び起きた。
5時に城を出発するはずが、5時に起きたらダメじゃぁぁんっ!
いや、いつももっと遅いから、5時に起きるだけで大きな進歩だけど!
あたしは、慌てて顔を洗い、髪をくくり、着替えをする。
動きやすいかぼちゃパンツと、ふわっとしたTシャツをあわせて、あたしは部屋を出る。
「えっ、姫さまぁ!?」
セシルが、廊下で驚いている。
うっわぁっ、もう見つかった!?
あたしは、慌ててホウキを出した。
「いでよ、ホウキ!」
そして、ホウキに乗り、開いていた窓に突っ込む。
「セシルっ!ゴメン出かけるーーっ!」
「ダメですよ〜っ!女王の許可がないと!それに朝ごはんは!?どこに行くのですかーっ」
「えっと、明日までには帰るーーっ!」
あたしは、ビュンッとホウキを飛ばして、向かう。
水宮殿____水の国へ。
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるく - ルキさん» 続編移行するよん。で、パスワードは前と同じ♪ (2020年6月13日 11時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - ルキさん» はーい。 (2020年6月13日 10時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - みるくさん» オッケーでーす。 (2020年6月13日 10時) (レス) id: 3a61ace419 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - ルキさん» はい! (2020年6月12日 22時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - みるくさん» できた〜 (2020年6月12日 14時) (レス) id: 3a61ace419 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:山形みるく&ルキ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/4710/
作成日時:2020年5月24日 14時