★僕はフウカが欲しい ページ30
キースside
あー、やっと質問攻めが終わった。
フウカって青の城の王子と付き合ったりしてるのかな?
聞いてみようか。
「フウカ、ちょっと来てくれる?」
僕はそう言って、フウカと屋上まで来た。
「何?」
僕の気のせいかもしれないが、フウカが冷たくなった。
「ね。フウカの好きな人は?」
まず、これから聞こう。
「え?チトセ。」
うん。フウカはやっぱり冷たくなってる。
まぁ、それでも僕はフウカが好きだけど。
では、次の質問。
「付き合ってる?」
そしたら、すごく意外な返事が戻ってきた。
「もちろん♪」
今までのフウカなら、「え?う、うん。まぁね………………」なんて言っていただろう。
僕が黙って立っていると、
「あ。終わり?じゃあ、戻るわ〜」
フウカはそう言って屋上から出て行った。
なんか、フウカが変わったな。
僕はそう思いながら呆然と立ち尽くしていた。
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__
フウカside
なんでか知らないけど、キースに呼ばれた。
正直言って、キースには前に告白されたんだ。
もちろん、返事はNO。
それから、チトセと付き合うことになった時に決めたんだ。
キースには冷たく接するって。
「何?」
あたしはそう聞いた。
キースは一瞬びっくりした顔をしたが、すぐに真剣な顔をして
「ね。フウカの好きな人は?」
と聞いてきた。
何?そんなことを聞くために呼んだの?
「え?チトセ。」
あたしは素っ気なく答えた。
そしたら、また質問。
「付き合ってる?」
はあ?呆れるわ。
「もちろん♪」
あたしはそう言った。
ん?キースが黙ってるってことは終わり?
「あ。終わり?じゃあ、戻るわ〜」
あたしはそう言って屋上を出た。
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みるく - ルキさん» 続編移行するよん。で、パスワードは前と同じ♪ (2020年6月13日 11時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - ルキさん» はーい。 (2020年6月13日 10時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - みるくさん» オッケーでーす。 (2020年6月13日 10時) (レス) id: 3a61ace419 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - ルキさん» はい! (2020年6月12日 22時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - みるくさん» できた〜 (2020年6月12日 14時) (レス) id: 3a61ace419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山形みるく&ルキ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/4710/
作成日時:2020年5月24日 14時