黒の組織の蝶

ベリーが21つ ページ23

バーボンside









男「さぁ、ついたよ」




「何から何までありがとうございます」

「良ければ何か恩返しがしたいのですが」




男「じゃあ、体で返してもらおうかな」


ドサッ




「ふふっ、私で良ければいくらでも」ニコッ


「でも、先程のお酒で体が火照ってしまって
お風呂に入りたいです」




男「あぁ、そうしようか
ここのホテルのお風呂はとてもおしゃれで
俺も楽しみにしていたしね

一緒に入るか？」




「お楽しみは最後まで取っておいた方が
いいでしょう？」









うまく逃れたみたいだな

問題はデータなんだが、もしなければ
あいつを脅して場所を吐かせるしかないな









「お風呂ありがとうございました
とても素敵なお風呂でつい遅くなってしまいました


男「では、俺も入って来るよ」






今の内だな








なかなか見つからないな、もしかしたら持ってきていないのか？


しかしあの男はデータを自分で管理しているはず









ザザッ

「バーボン、USBを見つけたわ
恐らくこの中にデータが入ってる」


バ「では、戻ってきてください」



よし、任務完了だ

あとはジンに届けるだけ







男「何をしてるんだ？」




気づかれたか！？



「あぁ、この部屋のアロマの香りがとても良くて
少し近くで香りを楽しんでいたんです」




男「そうか」



ドサッ




男「さぁ、体で返してもらおうか」



「ふふっ、たのしみましょう？」





まずいな、どうする！？



フランボワーズが合図をするまで僕も動けない！








ザザッ




男「実はこの、は、が入ってるんだ」



ちっ、盗聴器が外されてうまく聞こえない









スッ






！フランボワーズからの合図！！

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