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sha「ｯ死ぬ気なんかお前！！」
『どうだかな。』
詰め寄って手首を掴んできたシャオロン
骨が軋む音が聞こえるのではないかと思うほど強く握ったその手を振り切る
shp「俺たちを救っておいて死ぬだなんて許さないっすよ。」
『何度言ったらわかる。お前たちを救ったのでは無い。仕事に利用し、依頼を受け、それをこなしているだけだ。』
em「何故そこまで、私たちを突き放すのですか…？」
『突き放す？私は事実を述べているだけだが。』
依頼を受けたからやっているだけ
そこに勝手な恩を感じて必要以上に近づこうとしてるのは意味がわからない
私の命をどうしようが私の勝手だろうに
食堂に不穏な空気が流れる
その空気の中、口を開いたのは情報屋だった
a「はーい、ストップストップ！喧嘩はダメだってば！」
sha「でも！！」
a「言いたいことは分かってる。俺だって始末人さんには生きて欲しいよ。
だから俺に任せて！始末人さんは死なせない！良い案があるんだ！
だから始末人さんに囮を任せよう！」
『良い案？』
a「後で教えてあげる！とりあえず今は始末人さん以外に誰が行くか考えよ！」
そう言って彼等に1度座るように促す
気がたっていた彼等も情報屋の言葉に少し落ち着いたらしく大人しくなっていた
簡単には死なせてくれないらしい
そこからは情報屋中心に作戦が立てられていった
a「グルッペンを背負っていく人に万が一の時のために応戦する人。
最低2人いた方がいいと思うんだけど誰が行く？」
zm「俺は行けるで！」
tn「せやな、戦闘力的にもゾムは行った方がええな。あとは…。」
人選を悩んでいる彼等を静かに眺める
情報屋の言っていた案とはなんだろうか
何れにしても情報屋の案ならば私は死ねないのだろうな
tn「もう1人…まともに動けるのは…。」
os「トントン、行きん。」
tn「え？でも…。」
os「お前はグルッペンの右腕やろ。助けに行くべきや。」
何かを渋っているトントン
たしかに今ここにいる人達の中でグルッペン救出に適しているのはトントンだ
それは多分彼もわかっている
にも関わらず渋っているのはおそらく私のせい
私は彼にそばにいる仲間を守るように言った
だからこそトントンは仲間を置いてここを離れられないのだろう
その言葉で縛られているのならこれは私の役目だ
『トントン。』
その瞬間しばらく一言も喋らなかった私が声を発したことで皆が視線私に向けた
すっと辺りが静かになった気がした
『来い。』
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ライ - すごく面白いです！すごく大好きです！主さんのペースでこれからも頑張ってください！ (2022年3月27日 22時) (
レス) @page9 id: 9516bfdddc (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - 続編おめでとうございます！この作品リメイク前から大好きです！これからも応援しています！！ (2022年3月10日 0時) (レス) @page1 id: 4f425976bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2022年3月9日 23時
