【bl】お前は俺の。【3751】 (ページ4)

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第1章 - 3 ページ4

【音羽side】

『っ……』

何だここ。
あれから俺の元には、何があった？

(5分前)

？「どけどけー！！！」
？「●国の王のお通りだ！！」

ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ・・・

俺はこの時、●国の住人だけど父さんの執事である都夢と喋っていた。

『今日眠い』

都夢「ですね、

……ん？」

『ん？』

都夢「何かがこっちに来てるのですが、」

『ん………？』

目を凝らすがよく見えない
黒い馬に乗ってこっちに向かってくる人が、2…4…6、7？

『あれって＿＿＿＿＿』

ｻｸｯ

●国の、と言いかけたその時。
何かが俺の腕に刺さった

『いっ…！？』

都夢「！？、どうされました、大丈夫ですか！？」

腕を見てみると、細くて小さい銀色の針が1本。

『ん、大……じょ、ぅ…』

何だ、っ…急に眠気が、

都夢「…ぉと……ぅ……じ……！」

クソ、…都夢が呼んでる、けど……っ
ダメだ、眠気に＿＿

(5分後)

……今に至る。
で、何ここ、牢獄？黒ずんだ壁に蜘蛛の巣がいくつもあり、よく見るドラマとかの鉄の棒で入り口が塞いである

……俺悪いことしたん？

『ったく、……！？』

立ち上がろうとした時、俺の両手首には手錠が掛けられていた。
ふざけんな。

『はーぁ…。俺悪いことしたかー？』

目を瞑って溜め息をしたあとに、声を出して誰かを呼んでみる。

『聞こえてるんだろ、早くこれ外せー』

…………

静まりかえるその空間はもはや地獄。

真面目になんなんだよ、これ。