【bl】お前は俺の。【3751】 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,765 hit

第1章 - 1 ページ2

【采斗side】

皆、こんちゃ !!
僕は采斗って言うよ !!!

ん - っとな、今、僕は城周辺を散歩してるんだ～ … 城、って言っても僕のお家だけどな ? ()

この国、○国は今日も平和 !!
小鳥は鳴いてるし、町は賑やかだし。
天気も快晴で気持ちい - .. 、

?「采斗、」

『ん ? … あ、琥心 !!』

琥心「まだ散歩するのか？」

『うんっ、するよ～』

琥心「俺も行く、良いだろ？」

『もっちろんな !!』

この人は琥心。僕の執事 - .. っていうか、友達みたいな執事 ()
琥心自身も敬語なんて使わないし、僕も気にしてないんだ、

琥心「采斗って飽きないのか？」

『…ん、何が ?』

琥心「城にずーっと居んの」

『ん - … うん、だってこんなに幸せだし、ぜんっぜん飽きないかな !!』

琥心「そうか、」

そう言って琥心はにし、と笑う
僕はこの琥心の笑顔が何よりも大好きなんだ !!!

喋りながら歩いていると、城の三階の窓からある二人がこっちを見ていた

『あっ、おと - さ - ん !!!』

宵「采斗、元気だな?」

殊餡「そうだね、凄く元気 .、」

僕が手を振ると、お父さん達は手を振り返してくれた
琥心は僕の隣で、右手を胸にあててお辞儀をする

お父さんはこの○国の王様。
僕も尊敬する位、とても冷静なんだよな～

『…… 琥心、』

琥心「ん、何だ？」

『僕、こんな日がず - っと続けば良いなって思う !!』

思ったことを口に出して笑ってみた
すると … 相手も僕を見詰め、

琥心「俺もだぞ、」

と、言ってくれたんだ !!

ほんと - に
こんなに良い、平和な毎日が、
ｶﾞｯｼｬﾝｶﾞｺｶﾞｺﾞﾄﾞｻﾞｧｧｧｧｯ

「…… がさらわれた !!」
「一大事よっ、早く !!」
「西に向かったぞ !!」

琥心 + 僕
「『っえ、』」

続かなかったんだよな、