184話 ページ45
『一期さ「弟たちに近づかないで貰えますか」
『あ、安定!』
安「何?馴れ馴れしく呼ばないでよ」
『…ま、前田様、平野様』
前「平野、行きましょう。」
平「はい。」
ダメだ、他の人達みたいに隙が全然ない。あと3日なのに…っ。
貞「主…」
『…つ、次頑張ります!今度は包丁様の所に行ってみましょう!』ニコッ
昨日も行ったけど、全然相手にされなかった。包丁様、あんなに冷たい子じゃないのに…っ。
椿「ねえ、ちょっと来てちょうだい。」
『!!つ、椿さん……?』
ど、どうしよ……今この場には私と貞ちゃんしかいない…。
椿「早くしてくれる?暇じゃないのよ。」
初日と態度が全然違う。これが彼女の本性?はぁ…
貞「おい、お前調子に乗るなよ!!」
椿「あら、そんなつもりは無かったわ。とにかく早く来てちょうだい。」
……
『わかりました。貞ちゃん、先に皆の所へ戻っててください。』
貞「で、でもっ」
確かに何かおかしい。私も嫌な予感するけど…
『大丈夫です。』ニコッ
私だって、やられっぱなしじゃいられない!!
ーーーーーー
スパーン
貞「皆っ!!!」
「「「!!!」」」
燭「貞ちゃん、どうし…あれ、主は?」
太鼓鐘と一緒に帰ってくるはずの主がいないことに皆疑問に思った。
貞「さ、さっきあの見習いが主を呼び出したんだ!俺、先に戻っててくれって言われて……」
今「あ、あるじさまおひとりでいったのですか!?」
確かにAにその操る能力は効かないから大丈夫。だが、見習いのことだ。何をするか分からない。
歌「心配だね…とりあえずどこにいるか探そう。」
「「「ああっ!!」」」
皆一斉に空き部屋から出ていった。
弟「ねえ、お姉ちゃんは???」
三「主ならどこかで散歩してる。瑠衣も一緒に探そう。」
弟「うん!!お姉ちゃん探す!!」
唯一何も知らない瑠衣を不安にさせないよう、三日月はその手を引いてゆっくり歩いた。
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作者名:めい | 作成日時:2020年7月4日 19時