幼稚園児の弟と2人でブラック本丸に行きました！肆 (ページ2)

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142話～ハイキュー編～ページ2

『っわ、私、ここから離れますね！このままだと皆さんが危険な目にあってしまいます！』

今「あるじさま、まってください！ひとりではあぶないです！」

加「そうだよ！狙いは主なんだよ？」

で、でも…

薬「大将。ここの皆が心配なのもわかる。だが、大将がここから離れて、もしやつらがここに居る全員を人質にしたら？

分散するのは危険だ。俺っちたちもたった5振りしかいない。一緒にいた方が俺っちたちも戦いやすい。」

た、確かに……人質を使って私を誘き出す手段もあったんだ…。

てか

『こんのすけ、もう一振連れてくるって言ったじゃん！』ﾑｽｯ

ﾎﾟﾝｯ

こん「ももも申し訳ございません！！忘れてしまいましたああ！！」

もう！本当に忘れん坊なんだから！

加「こんのすけ、連れてくるなら短刀か脇差をお願い。ここ一応室内だから大太刀とかは不利になる。」

体育館は広いけど、ネットとか貼ってあるし、大きい刀は自由に動けないもんね…。

こん「承知致しました！すぐ連れてきます！！」ﾎﾟﾝｯ

はぁ、皆の合宿台無しになっちゃうな…。

今「…あるじさま、おちこまないでください！」

『！今剣…』

そんなに顔に出てた？？

薬「あいつらには申し訳ないが、仕方ない。大将、言い難いなら俺っちたちが代わりに説明するから。」

鶴「そう自分を責めるな。今回は誰も悪くない。」

………

『いえ、自分で話します。気遣ってくれてありがとうございます。』

罪悪感でいっぱいだし、すごい気まずい。皆の合宿を台無しにさせちゃうんだから。

でも、だからこそちゃんと自分の口で言わなきゃ。鶴丸様たちに甘えてはダメ。