幼稚園児の弟と2人でブラック本丸に行きました！肆 (ページ16)

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156話～ハイキュー編～ページ16

レシーブやトス、スパイクなど日向くんたちは丁寧に色々と教えてくれた。

最初はボールのコントロールが上手く出来なくて、何回か日向くんと龍くんの顔面に直撃しちゃったけど、2人とも大丈夫だと笑ってくれた。

『1、2、3、4……』

菅「おおー！！すごいじゃん！！！！」

加「主！」

『っと、！！』

清光の所に上手くボールをパスし、菅原さんに教えてもらったトスを習得した清光は安定にトスを上げ、安定も龍くんに教えてもらったスパイクを思いっきり打った。

『で、できた…！！！！』ｷﾗｷﾗ

加「できた…」

安「～～～っ！！やばいよ！これ超気持ちいい！！！」

さっきから何回か試したけど、成功したのは今が初めて！！成功するとこんなに楽しいものなんだねっ！！

日「や、安定さんのスパイク強いッス！！！」ｷﾗｷﾗ

菅「あんな短時間でトスがこんなに上手くなるなんて……」

龍「Aちゃんもコントロール上手くなったな…！！」

えへへ、褒められちゃった！！

他の人たちはどうだろう。ふと隣の方を見ると…

薬「よっと、旦那！」

鶴「よーし！！っ！！」

西「っ！！すまん！ズレた！！」

え、待って試合やってない！？！？早くない！？

影「はいっ！……今剣！！」

今「とんだりはねたりおてのものですー！」ﾋﾟｮﾝｯ

ﾄﾞﾝｯ

月「は、嘘だろ…？」

大「月島を越えた…？」

順を追って説明しよう。

薬研様がトスを上げる
↓
鶴丸様がスパイクを打つ
↓
西谷くんに拾われる
↓
影山くんにボールが渡りトスが上がる
↓
今剣がネットを越えるくらい高く跳んでスパイク打つ
↓
皆驚く

もはやブロックは今剣に通じないだろう。全員がそう思った瞬間だった。