世界で一番甘い嘘 (ページ8)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:12,770 hit

過去3 ページ8

びっくりしたみたいにこっちを見つめてくる

あれ、ちょっと可愛いかも…

｢はじめまして！パクチャニョルって言います。お名前は？｣

『イムAです。はじめまして』

イムA？聞いたことないな…

｢もしかして他学年だったりする？｣

『あ、はい！この前入学したばかりで1年です』

あぁ、1年生なんだ。だから聞いたことなかったんだ

｢そうなんだ！今日はなんでここに？｣

『先輩に誘われたので… 門限があるのでそろそろ帰らないとですけど』

｢そっかー。あ、じゃあ送ってこうか？｣

いやちょっと待て、何言ってるんだ俺

『いえ、駅まで近いので大丈夫ですよ』

ほら断られた恥ずかしい。

でもすんなり引き下がるのもな…

｢でも夜遅いし女の子1人じゃ危ないからさ！送らせてくれない？｣

『そうですか？じゃあ…お願いします笑』

そう言ってふふって笑ったAちゃん

うん、やっぱり可愛い。

｢なあ！俺ちょっとこの子送ってくるね｣

BK｢りょーかい！いってらっしゃーい｣

CH｢え…俺も…俺も帰りたい…｣

…ごめんなジョンデちゃん←

俺とるなちゃんは店を出た。

これが、君と仲良くなったきっかけ。