∽8∽ ページ9
.
朝はコブラがAを迎えに来て、帰りもコブラがAを送る。
そんな日々が1週間くらい続くと、瞬く間に2人がデキたと噂になった。
勿論、Aのスクールバッグに括られた赤いスカーフも効果覿面だ。
Aに噂という護衛が付いたことで変な虫は寄り付かなくなり、ナオミはひと安心したとか。
そんなある日。
『あのね、盾兵くん。今日は先に帰るね!』
「「「「は?」」」」
Aからコブラに話し掛けるなんて!!!!
天変地異でも起きたのかと、驚きを隠せない4人。
『初めての集会があるの!』
「「「「シュウカイ????」」」」
『うん!また明日ね!』
謎な言葉を残して走り去るA。
「おま、ちょっ待て、待てって!」
ガタッガタッ バタッ
コブラが追い掛けようとするも、椅子やら何やら倒して、
「あーあーあーあー。」
「落ち着け落ち着けー。」
ナオミとヤマトの言葉を背中に受け、急いで追いかけて行った。
「俺らも行くか。」
と、3人が揃って昇降口から出ると、
「「「嘘だろ。」」」
駐輪場で楽しそうに自転車ドミノをしている人物約1名。
「アイツ、クソダセェな。」
「ああ。」
「仕方ねぇ。手伝ってやるか。」
「そうだな。」
「コブラ楽しそうじゃんっ。」
「楽しくねぇよ!手伝えよ!」
「「「はいはい。」」」
コブラが盛大に倒した自転車を直して、急いでヤマトの家に行くも、Aは出掛けた後だった。
そしてガレージにて談義が始まる。
「シュウカイってなんだろうな。」
「シュウカイってまさか。」
4人の脳裏に浮かぶ、濃いピンク色____
「そんなはず、ねぇって!」
「だよな。Aだしな。」
「つーか、コブラなにか聞いてねぇの?」
「いや。」
「ていうか、お前らいつも何話してんの?」
「いや、なんも。」
「「「はあ???」」」
「終始無言ってこと?」
「ああ。」
「「「はぁ、、、」」」
「んだよ。」
「そうそう。ずっと聞きたかったんだけどさ。アレで告白したつもりな訳?」
「え?・・・は?」
ナオミからの突然の問いに目を見開くコブラ。
.
431人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ガヤキティ(プロフ) - 美紀さん» 美紀さん、コメントありがとうございます!まだまだ本編に到達しないですが細々更新して行けたらと思っております。最高と言ってくださり本当に嬉しいです(;_;)ハイロー3の予告を観て寝込む程病んでおりますが、応援に応えられるよう、執筆頑張ります! (2017年10月10日 13時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ハイロー大好きなんでこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年10月10日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - えりりん♪さん» 長い間放置してしまいごめんなさい。キュンキュンしてくださった部分のエピソードは物語修正の為に一時的に消してしまいましたが、後から登場します!素敵コブラさんが書けるように頑張るので、これからもよろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - たぬきさん» お久しぶりです!1年以上も放置してしまいごめんなさい。修正してしまったのですが、最初のエピソードも後から登場します!もう一つの方も修正が終わったらパス解除するので、もしよかったら来ていただけるとうれしいです!これからもよろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - YUMIE.Nさん» 1年以上も放置してしまいごめんなさい。修正をして更新を再開しました。最初のエピソードはまた後から登場します。これからも続きを楽しみにしてもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ガヤキティ | 作成日時:2015年11月15日 10時