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『制服、ありがとう。』

「え?」



突然立ち上がって、制服を返して来るAに驚きを隠せないコブラ。



『じゃあ、私行くね。』

「は?ちょっと待てって。」



慌ててAの腕を引いたら、勢い余って胸に引き寄せてしまった。
突然の出来事に、2人共微動だに出来ずにいる。



(どどど、どうすりゃいいんだ!)


(くっそ!)



こんな時に限って囁き女将がいない。



♪〜 キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン



『じゅ、授業行かなきゃ。』



(もう、どうとでもなれ!!!)



コブラは、離れようとするAを抱き締めた。



(うっわー。細ぇ。けど、柔らかけぇ。)



「サボんね?一緒に。」

『でも、』



(Aって思ったよりも小せぇ。)



変わらない位の背丈だったのに、いつの間にかコブラの方が10cmも大きくなっていた。

強くなりたいって苺美瑠狂入ってやってるけど、こんな小さくて華奢で。



(コイツのことは俺が守りたい。何があっても。)



そう 心に誓ったコブラ。



「いてよ、俺と。」



何も言わないAを更に強く抱き締めると、小さな声で『うん。』と聞こえた。



(あー、Aの髪めっちゃ良い匂いする。)



コブラは不意に思い出した。



《場所と時間とタイミングが大事よ》



場所・・・屋上

時間・・・授業中

タイミング・・・バレンタイン




(これは・・・!!!イケてるのではないでしょうか、寿子パイセン!!!)






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ガヤキティ(プロフ) - 美紀さん» 美紀さん、コメントありがとうございます!まだまだ本編に到達しないですが細々更新して行けたらと思っております。最高と言ってくださり本当に嬉しいです(;_;)ハイロー3の予告を観て寝込む程病んでおりますが、応援に応えられるよう、執筆頑張ります! (2017年10月10日 13時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ハイロー大好きなんでこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年10月10日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - えりりん♪さん» 長い間放置してしまいごめんなさい。キュンキュンしてくださった部分のエピソードは物語修正の為に一時的に消してしまいましたが、後から登場します!素敵コブラさんが書けるように頑張るので、これからもよろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - たぬきさん» お久しぶりです!1年以上も放置してしまいごめんなさい。修正してしまったのですが、最初のエピソードも後から登場します!もう一つの方も修正が終わったらパス解除するので、もしよかったら来ていただけるとうれしいです!これからもよろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - YUMIE.Nさん» 1年以上も放置してしまいごめんなさい。修正をして更新を再開しました。最初のエピソードはまた後から登場します。これからも続きを楽しみにしてもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ガヤキティ | 作成日時:2015年11月15日 10時

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