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とある日のこと。
「マングースになりたい?」
『うん。』
「マングースって、どうぶつだよな?」
『うん。』
「なんで?」
『じゅんぺいくん、コブラだから。』
「おまえなあ、バカなの?」
『ばかでもいいもん。』
寿子が用意した七夕の短冊に、【マングースになれますように。】と書いたA。
「いいじゃんね。マングース。」
『えへへ。』
「いみわかんね。」
「Aなら可愛いマングースになれるよ。」
『ううん。』
寿子の言葉にAは横に首を振る。
『つよいマングースになりたいの。』
「どうしてー?」
『コブラにかちたいの。』
「アイツにはかてねーよ!」
『そんなのわかんないもん。』
「ねー?」
『ねー?』
「いってろ、バーカ。」
「『バーカ。』」
「はぁああ!?」
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『ヤマト、しゅくだいやらないの?』
「あとでやるからいい。」
『そういってやってるのみたことないよ?』
「おい、ヤマトいまやれよ!いつもノボルのみせてもらってるのおばさんにいうからな!」
「は!?うっせーブス!」
「だまれハゲ!」
「ハゲっていうなよ!」
『またはじまったね。』
「ね。」
『ヤマトにしゅくだいみせちゃだめだよ?』
「そうはいってもなあ。」
コブラにヤマトにノボル、そしてA。
たまにナオミも一緒。
遊んだり、昼寝したり、宿題したり。
一緒に寿子のおにぎりを食べては、日が暮れても遊び続けた。
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内弁慶で人見知り。
おっとりしていて、少し天然要素のあるコ。
Aはそんな少女だった。
それは中学生になっても相も変わらずと言ったところで・・・、
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ガヤキティ(プロフ) - 美紀さん» 美紀さん、コメントありがとうございます!まだまだ本編に到達しないですが細々更新して行けたらと思っております。最高と言ってくださり本当に嬉しいです(;_;)ハイロー3の予告を観て寝込む程病んでおりますが、応援に応えられるよう、執筆頑張ります! (2017年10月10日 13時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ハイロー大好きなんでこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年10月10日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - えりりん♪さん» 長い間放置してしまいごめんなさい。キュンキュンしてくださった部分のエピソードは物語修正の為に一時的に消してしまいましたが、後から登場します!素敵コブラさんが書けるように頑張るので、これからもよろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - たぬきさん» お久しぶりです!1年以上も放置してしまいごめんなさい。修正してしまったのですが、最初のエピソードも後から登場します!もう一つの方も修正が終わったらパス解除するので、もしよかったら来ていただけるとうれしいです!これからもよろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤキティ(プロフ) - YUMIE.Nさん» 1年以上も放置してしまいごめんなさい。修正をして更新を再開しました。最初のエピソードはまた後から登場します。これからも続きを楽しみにしてもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします! (2017年1月7日 11時) (レス) id: c1cb732822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ガヤキティ | 作成日時:2015年11月15日 10時