素直シュールな彼女２

LIVE of TVXQ ページ32

来週にショーケースを控えて、勉強も兼ねて東方神起先輩の

ライブをメンバーと見に来た。

開演前から「東方神起」コールが始まり、

ペンライトで真っ赤に染まる会場。

僕もそんな雰囲気にのまれ興奮が高まる。

二人が登場すると会場のテンションＭＡＸ。

ステージに立つ先輩達は、まさに神々しいくらいの迫力で。。

最初から最後まで、歌にも踊りにもゆるさというものが全くない

圧倒的で、完璧なステージだった。


みんなそれぞれに思うところがあった思うけど。。

僕も翌日の練習にはすごく力が入った。

当たり前だよね。

あんな完璧なものを見た後じゃ、ひよっこの僕なんて

今までの倍やらなくては。。


っで、ちょっとがんばりすぎたみたい。。

酸欠気味になった僕は練習室を出て、休憩所までふらふらと

歩いてきた。

ダメだな。。もっと鍛えないと。体力が足りな過ぎる。。

このままだといつかみんなに迷惑かける。

並んだイスの上に倒れこんだ。 ちょっとだけ休もう。


。。そこに誰か歩いてくる気配がしたのでうっすら目を開けたら

それは。。昨日ライブで見たばかりの最強様ことチャンミン先輩だった。


うわっ。

あわてて立ち上がる「こ、こんにちは！ 僕。。」と言いかけた

ところで立ちくらむ。。「おっと。 大丈夫ですか？」


わわ。。チャンミン先輩に今背中を支えてもらっている。。汗

「すみません。。 昨日ライブ見ました。

ほんとに完璧で、かっこよかったです！」

「ありがとうございます。 君ももうすぐショーケースでしょう。

がんばるのはいいことですが、自己管理、しないとですね。」

「は、はい。すみません！ これからもっと気を付けます。」

「それに。。」背中から手が離れた。

「もう少し鍛えた方がいいですね。 線が細すぎる。」

「はい。。」

「まぁ、それは徐々に。 君、アッシュ君でしょう？」

「はっ、はい。」なぜにご存じ。。？

「飲ますと面白いという噂の。。ｗｗ」片頬が上がるチャンミン先輩。

わかりやすくもドＳなオーラ。。

「ええっ。。」頭の中にパトカーのレッドサインがくるくる。。ｗ

「ふっ。そのうち連れて行きますから。 ワイン、勉強しといてくださいね。」

「は。。はい」

片手をヒラヒラさせながら最強様は去って行った。。


ぼーぜん。。

でも、憧れの先輩に憶えてもらえてるってだけでうれしい♪

たとえそれが飲ますと面白い、でもｗｗ

いや、ちょっと怖いけど。。ワイン勉強しとこ♪

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