素直シュールな彼女２

サングラス ページ20

最初のティーザーから３日後、ジョンイナとルハニヒョン、

その翌日にはタオのティーザーが公開された。

僕たちの周囲はにわかにざわついているようだ。

出待ちする女の子達もあきらかに数が増えた。

先に公開された３人は今は出かけるのにも苦労してるし。。


。。まあ、だからと言って今までの僕たちが変わるわけもなく

相変わらずわちゃわちゃと毎日が過ぎていく。

衣装合わせや、レコーディングの直しなんかも入り、

プラス振付の練習やらで、忙しいけど充実している。


午後の予定が空いた。セフナは学校だしここは。。

「レイヒョン、今日暇なんだよね？一緒にサングラス見に行ってくれない？」

「。。うん、いいよぉ〜。」

一応僕も変装用のサングラスが欲しいなぁ、なんて。


ほんとは本の続きが読みたそうだったけど、なかなか予定も

あわないし、今日はつきあってもらっちゃおう♪

「ヒョンのおすすめのお店、連れてって！」

ってことでカロスキルのショップに来た。


あれこれかけてみるけど、なんかしっくりこないなぁ。。

う〜ん。。

「アッシュ、これ似合うんじゃない？」

とヒョンが大きめのやつを持ってきてくれた。


「あ！いいかも。」

シンプルな黒のグラスの端に金で小さく「Ａ」と

ロゴの入っているもの。かけてみると、いい感じ。


「僕これにする！」

レイヒョンが選んでくれたしね♪

「じゃあ僕もこれ買おうかな。。」

同じサングラスで「Ｌ」のロゴ。

「やったー♪僕とペアじゃん！」


うれしくってピョンピョンしてたら

「アッシュ貸して。 買ってあげる。」

「ええ！ 僕まだ誕生日じゃないよ！！」

「まだアッシュには何も買ってあげたこと、ないからねぇ〜。。」

と言いながらレジで二つ分、払ってくれた。


「。。ヒョン、ありがとう！」ｳﾙｳﾙ。。

「どういたしまして♪ これからもよろしくね。」

「僕こそよろしくね！」

すっごいうれしい♪ 今日はラッキーデイだ。

へへっとにやけていると


「アッシュ、せっかくだからご飯食べてく？」

「うん、お腹空いたねぇ。」

探し始めてすぐ目についた火鍋のお店に入ることにした。

熱々の鍋を前にジュースで乾杯。

「アッシュにお酒飲ませると、またポッポされちゃうからねぇ〜。。」


飲みかけのジュースを、思わずヒョンにふきかけるところだったｗ

デート→←公開

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す