200.セフン６歳 ページ2
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「セフナ、誕生日、おめでとう！！！」
「えへへ〜…ありがとーございまとぅ♪」
山あり谷あり…色々と経験したが、無事、セフン、6歳の誕生日を迎えた。
家には、チャニョルとジュンミョニオッパとギョンスが来てくれて。
「はい、これ誕生日プレゼント！」
「ちょ、ジュンミョニヒョン大きすぎだって…」
「セフナの誕生日だぞ！？それにひさしぶりに会えたんだ！俺の存在忘れられて気づいたら色々終わってたの悲しいし…セフンの印象に残るプレゼントをだな、」
「セフナ、ケーキはギョンスが作ったんだよ〜」
「えぇ、すごいでとぅ！！ぎょんすひょんありがとー」
「どういたしまして。今日はいっぱい食べるんだぞ」
「…セフン、俺は？」
「セフナ〜お前ずっとこれ欲しがってたよな〜？」
「お、えくそまん！！」
「そーそー、エクソマンの変身ベルト！」
「うわぁ、ちゃにょりひょんありがとー！」
「どういたしまして！」
「…ねぇ、俺は？」
出張に行っていて全て終わってから戻ってきたジュンミョニオッパは、不憫な扱いを受けてるけど、それはまぁ彼だからしょうがないとして。
ベッキョン、安心して。
セフンは、たくさんの愛を受けて育ってるよ。
「で、セフナ。いい加減教えてくれるかな？ほしいもの」
肝心の私とジョンインからのプレゼントは、セフンから欲しいものを聞いて、それをあげようと思ってたんだけど。
『ひ…ひみつ！！たんじょーびの日に言う！！』
って言って、教えてくれなかったのだ。
「なんだよセフナ。Aやジョンインに言いづらいなら俺に言ってくれればよかったのに…」
拗ねモードになったジュンミョニオッパが言う。
「だ、だめなんでとぅ！あっぱとおんまじゃなきゃ…」
「ん…？なぁに、セフナ。言ってごらん」
私が優しい口調で言うと、セフンは、もじもじしながら…
「いもうとか、おとーとがほしい…」
「…ぷっ…！」
「…チャニョリヒョン」
「あ、ごめ…」
吹き出したチャニョルを、ジョンインが肘鉄する。
「そっかぁ…」
何度か、ジョンインとはその話をした。
私とジョンイン、今は2人とも働いてるから、経済的にも余裕はあるし。
それに、2人とも仕事で遅くなる日なんかは、セフンに寂しい思いをさせてしまう。
でも、下の…亡くした子のこともあり、なかなか踏み出せずにいた。
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作者名：LUKE | 作成日時：2021年3月26日 2時
