Let The Rhythm Flow/01 (ページ23)

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こいつのここでの世話役がウォンさんだと聞いて

話しは早いと思い直々に交渉がてら

こないだあそこで買ったYシャツも買いたくて

一緒に店まで行った

俺を見るなりウォンさんはすごい驚いていた

そして不思議な男性はウォンさんの腕を掴んで

声の聞こえない所まで移動した

『こんばんわ…いきなり驚きました』

JJ『あぁ…どうも。買い物がてらウォンさんに許可をもらいに来たんです』

相変わらず綺麗なスタッフだなと思いながら

俺は話しこむ二人を見つめた

『許可…とは?』

JJ『あぁ…あの男の子をうちで引き取る事にした。家ないって言うから』

『え…?ジェジュン様のご自宅に?』

JJ『そうだけど?何か問題でも?』

『あ…いえ…その…；』

なんだかしどろもどろする彼女を余所に

俺は奥で話してるウォンさんに声をかけた

JJ『ウォンさん～?こないだ買った奴まだ在庫あります?』

すると俺の声に気が付いて

ウォンさんが慌ててやって来た

WN『こないだのって…黒のシャツでしたよね?』

JJ『そうそう…替えが欲しくて…んで?あいついいよね?』

WN『え…?いやでも…ジェジュンさんのご迷惑になるかと…』

JJ『別に家事・炊事・洗濯やってくれるなら全然俺としてはありがたい位だよ』

WN『…；』

JJ『それにあいつスタイリスト志望なんでしょ?だったら俺といた方が成長すると思うし色んな経験させてあげられると思うけど?』

最後の言葉は少しウォンさんにとっては

腹の虫が悪い言葉だったかも知れない

だけど事実だったからこそ俺はそれを口にした

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