醜い 赤井秀一 ページ22
貴方「チッ…ここは部下の躾もなってないの?」
降谷「貴様、澤部さんになんて口の利き方を…!」
降谷は手に持っていた資料を握り潰しながらAに楯突く
澤部「あぁ、別に大丈夫だよ降谷」
降谷「で、ですが…」
澤部「だってこいつ、俺の妹だし」
澤部の言葉に降谷は目を見開いて澤部とAの顔を交互に見る
貴方「私の本名は澤部A…上司の前で失態を侵さない方がいいんじゃない?降谷零君」
降谷「…俺の本名知っていたんだな」
貴方「ハッキングが得意なものでして…兄さん、早く行くよ…こんな所で時間を無駄にする訳にはいかない」
澤部は「はいはい」と言いながら降谷に軽く手を挙げて廊下を進んでいく
澤部の自室に行けばAはソファーに座り足を組むとその向かい側に澤部も座る
貴方「そのデータのUSBメモリを頂戴、コピーとかしてないでしょうね」
澤部「ほらよ、する訳ねーだろ…したらお前に殺されるし」
澤部はUSBを軽く投げるとAはそれをキャッチしUSBを見ながらそう話す
貴方「わかってると思うけどこの事…」
澤部「他言はしねーから安心しとけ」
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作者名:はっさる | 作者ホームページ:http://asllsa
作成日時:2020年4月19日 21時