混合短編集パート36

正体 赤井秀一 ページ36

コナン｢Aさん、今の電話って…｣









貴方｢…secret｣









Aは片耳にイヤホンをつけ人差し指ピンと立て自身の唇にあてて、そう言った…









｢風見、何故姉さんの携帯に…｣









｢すみません、降谷さんの携帯にかけたんですが出なくて、どうしても急ぎの用事でして｣









｢急ぎ…例の事が分かったのか？｣









｢はい、赤井秀一は生きているということは確実、そしてこの米花町に住んでいることも確実でしょう｣









｢沖矢昴…奴は赤井秀一で間違いないということは確認できたか？｣









｢それはまだ…しかし奴が通っている大学の教授に聞けば最近入ってきたばかり、そして戸籍も最近作られたような形跡がありました｣









｢そうか…そのまま続けてくれ｣









Aは2人の会話をイヤホン越しに聞いていた…Aは目を見開き固まっていた









ガシャン…！！！









貴方｢はぁっ…はぁっ…｣









コナン｢Aさん？！｣









Aは皿を落としたまま過呼吸になっていた、沖矢が駆けつける前に安室が駆けつける









安室｢姉さん！姉さん！！｣









貴方｢とお…る…大丈夫、少し疲れが出ただけだから｣









Aはそう言うと安室から携帯を受け取り皿の後始末をした









貴方(秀一…生きてたんだね…)









沖矢(A…何か、気がついたんだな)









沖矢｢Aさん、お怪我は無いですか？｣









貴方｢えぇ、大丈夫です…あの、昴さんこのタイミングで言うのもアレなんですが連絡先、教えてくれませんか？｣

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