混合短編集パート36

彼女だけ 瀬呂範太 ページ25

貴方side









｢お前が大好きだからだ…！｣









貴方｢っ…範太…？｣









今確かに声が聞こえた…でも目の前の範太は眠っている…









｢A…｣









貴方｢範…太？｣









今確かにはっきりと聞こえた…何処、何処にいるの範太…？









私は泣きながら当たりをキョロキョロしていると後ろから暖かい何かが私を包んだ









その時確信した…私の後ろに範太がいるんだって…多分首に回されているであろう腕を優しく触る









思いが通じたのかな…私の目にはハッキリと範太が見えた









貴方｢範太…！｣









瀬呂｢A…！俺が見えるのか？！｣









貴方｢うん…見える、見えるよっ…！｣

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