混合短編集パート24

素直になれたら ロロノア・ゾロ ページ21

ゾロside









またやっちまった……なんで素直になれねーんだよ俺は……









あいつは今トラ男の膝の上でニコニコしてるしよ……兄妹でもあんなに仲がいいもんなのか？









俺はアイツに会った時に一目惚れをした……俺らしくもなかった……あいつを見た時俺にはこいつしかいねぇそう思った……









けどいざ話してみればアイツが怒るような内容ばかり……はぁ、あのグル眉が羨ましくなってきた









サンジ｢おい、マリモ｣









ゾロ｢なんだよ、グル眉｣









サンジ｢いい加減腹をくくれ｣









ゾロ｢あ？なんでだよ？｣









サンジ｢早く告白しろって言ってんだ｣









サンジはゾロの隣に立つとタバコを吸い海を眺めてそう言った









ゾロ｢っ……それが出来たら苦労しねぇよ｣









サンジ｢逃げるのか｣









ゾロ｢なんだと……？｣









サンジ｢てめぇには言いたくねーが俺はお前の剣士としての気持ちは認めてる……｣









ゾロ｢……｣









サンジ｢けどな、今のお前はなんだ？好きな女に暴言吐いたり好きな女から正面から立ち向かわず背を向けて逃げるなんざ……剣士のしていいことか？……いや、男としてしてい事なのか？｣

素直になれたら ロロノア・ゾロ→←素直になれたら ロロノア・ゾロ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す