混合短編集パート21

嫉妬 月光ハヤテ ページ35

ハヤテ｢クソっ……｣









ハヤテは木の影に隠れながら腕から流れ出る血を抑えていた









木の葉の里に忍び込んできた砂の国の者たちを何とか森まで誘導したがその際に深い傷を負った









血は止まること無く流れ出る、いきも荒くなってきて動くのもやっとだ









砂の忍｢はっ、こんな所に居たのか？｣









砂の国の忍びがハヤテを見つけるとニヤッと笑いながらハヤテに近づく









ハヤテは後ろばかり警戒していた為前からの気配に気づけなかった









逃げようにも背中には木があり、逃げることが出来なかった









砂の忍｢俺をここまで上手く誘導した事は褒めてやるよ、だがなお前はここで死ぬ｣









砂の忍は右ポケットからクナイを取り出すとハヤテに振りかざした









ハヤテ(姉さん…… 夕顔……すまない、俺はもう)









ハヤテは目をつぶり覚悟を決めた

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