混合短編集パート11

本郷雫＆灰崎祥吾(コラボ) ページ11

雫side









今日も僕は人を殺 してきた…その帰りにたまたま路地裏近くを通った時に子供を見つけた









最初はなんで子供がこんな時間に傘を持たないで？と、疑問に思った…でも僕が人を助けるほど暇じゃない、たからそのまま通り過ぎようとしたんだ









雲が少しずれ月の光がその子を照らした時…不意にも「可愛い」そう思ってしまった、だから運転手に車を停めるよういい、傘をさしながらその子に近づいた









その子は僕に対して「誰？」と言っただから僕は正直に話した、喋ってみる予想通り可愛い声で喋っていた









「パパ」と言う響きも悪くは無いがこの子には「雫」と呼ばせたかった…でもいつ言わせよーかな、そう思った









この子を引き取り家に招き入れるとキョロキョロと周りを見ていた、お風呂に入れると本来の美しさが見えた









ご飯を食べさせるとその子は泣いていた…名前を聞くとその子には名前は無いという名前をAにし雫と呼ばせる









Aは初めて僕に可愛らしい笑顔を見せてくれた、この子にはずっと笑顔のままでいて欲しい…殺人とは別の感情を抱いた

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