ﾜﾝﾋﾟｰｽ短編集パート2 (ページ46)

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大嫌いな軍隊長サボ① ページ46

これはサボが22歳、Aが30歳の話

Aは革命軍の軍隊長だ、サボよりも長く革命軍に居る

Aは冷静で、常に無表情だ

見た目とは裏腹に何でもハッキリと言う性格

サボはそんなAが大嫌いだった

Aに戦いを挑んでも直ぐに負けるし、自分を上から見ていそうな偉そうな態度

決定的なのが「あんたは弱いから兄弟すら守れないでのうのうと生きてるのよ」と言われた事

何も、そこまで言う必要があったのか？

コアラ「…サボ君、何でずっとAさんのことを見てるのよ？」

サボ「別に…( ｰ̀ ロｰ́ )」

コアラ「サボ君、貴方はAさんの事が好きなのよ」

サボ「はぁー？！それは無い！絶対！！俺はA…さんの事が大嫌いなんだ！！」

コアラ(サボ君…いい加減自分がAさんのことを好きって気づいたらどーなの…)

コアラ「ってAさん？！」

サボ「ﾋﾞｸｯ」

なんと、向こう側にいたはずのAが今やサボの後ろに立っていた

貴方「…大声で大嫌いなんて言わなくても貴方が私の事を嫌ってるのは分かってたわよ」

Aはそれだけ言うとまたスタスタと歩き出した

サボ「ふん！あの透かした態度…ムカつく！！」

コアラ(Aさん…)

コアラは気づいていた…Aの目が泣きそうな事に

貴方「入っていいですか？」

ドラゴン「あぁ…」

貴方「あの…この前の仕事の件…受けます」

ドラゴン「？！…本当に…良いんだな？」

貴方「えぇ…でも、一つだけお願いしていいですか？」

ドラゴン「あぁ…約束しよう」

コアラ「ドラゴンさーん！居ますかーー？」

ドラゴン「あぁ」

コアラ「失礼します…ってAさん？」

貴方「コアラ…」

ドラゴン「…」

コアラ「あ、えと何か話していましたか？」

貴方「まーね…でももう終わったわ」