(弥生春)×(片思い) ページ14
雛side
大好きなんだよ？
あなたが可愛いって言ってくれたから、
メガネからコンタクトにした。
本も読むようになった。
だけどね、貴方の好きな人、私知ってる。
可愛い私の親友。
でも…好きでいさせてください。
ーーーーーーーー
雛「春さんっ！おはようございます！」
今日もまた、懲りなく声をかける。
春「ああ、おはよう、雛ちゃん？」
癖っ毛が風に揺れて、ふわふわしてる
ー…ああ、撫でたいなぁ…ー
不覚にもそう思ってしまった…
目が合うたび、胸がズキッとする。
春さんにとって私は、ただの高校の先輩後輩
でそれ以上でも、それ以下でもない。
そうただの…
ある日、春さんに挨拶をしようとした私は、見てしまった…
私の親友が春さんと仲良さそうに話しているところを…
別に二人は恋しちゃだめっていうルールないし、お似合いだと思う。
でも…
苦しい。ツラい。
嫌いになんて、なれないよ…
春さんが花壇の手入れをしている。
そんな姿にも、きゅんとくる。
ずるいよなぁ…
告白しようとおもったらすぐにできる距離なのに、私はそれをしなかった。
怖かった。嫌われるのが。
でももうこれで最後。
今日は春さんの卒業式。
私は春さんに花壇に呼び出されていた。
告白しよう。そう思って行った。
笑顔の春さんがいる。その笑顔を見れるのも今日で最後だと思うと、自然と涙がでてきた。
春「雛ちゃんっ！どうしたの？」
雛「春さんに会えるのが最後だと思うと、涙が溢れてきて…」
二人を沈黙が包む。
春さんが口を開いた。
春「最後っ…じゃないよ。」
雛「え…？」
春「俺は最後は嫌だ。これからも雛ちゃんに会いたい。」
驚きで涙が引っ込んだと思ったら、また涙がでてくる。
雛「春さんは私でいいんですか？私なんかで…」
春「俺は雛ちゃんがいいんだ。俺と、
付き合ってください。」
雛「はい！よろしくお願いします！」
春「ふふっありがとう。実はこの花壇の花が咲いたら、告白しよと思っていたんだ。」
大好きな人と、大好きな花にかこまれて、
私は幸せです。
ーーーーーーー
雪月でした！
春さんは雛ちゃんの親友と、雛について話していたんですよ…
青春！羨ましい…
植えてあった花は、胡蝶蘭です♪
意味ーー
貴方を愛しています。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のぞみ - 涙可愛くて大好きです♪ (2020年6月8日 19時) (
レス) id: 75d470a583 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ツキウタの水無月涙君大好きです最高です (2019年2月11日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 蒼井翔太君大好きツキウタの如月涙君大好きです最高です (2019年2月11日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
雪月雛(プロフ) - あやりんご♪さん» ありがとうございます！少しずつですが、更新していきますので、よろしくお願いします！ (2017年4月19日 22時) (レス) id: 76b7696307 (このIDを非表示/違反報告)
あやりんご♪ - 皆さん素敵でかっこ良くてニヤニヤしながら見てましたwこれからも頑張ってください♪ (2017年4月19日 3時) (レス) id: 94d49f1d20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪月です！！！ | 作成日時：2017年1月28日 15時
