僕は貴女をお嫁さんにしたいのです。 その１［シンデレラ］（リク） ページ18
私は、シンデレラと呼ばれている。
意地悪もされる。
家事も私が常にする。
でも、今は違うの。少しだけ贅沢な夢を見せてもらっているの＿＿
そう、綺麗なドレスを着て、可愛いガラスの靴を履いて。
王子様と踊っているの＿＿＿
＝＝＝＝＝
※東大王視点です。
拓司王子↓
「貴女はダンスがお上手ですね」
「いえ、王子様には及びません」
そう控えめな言い方をする貴女。今まで見かけたことがない方。
だが、とても美しいのだ。
身にまとうドレスやガラスの靴がより一層彼女を美しく見せている。
なかでも、その優しそうな瞳に一目見て惚れてしまったのだ。
ずっと、この時間が続けばいいのに…。と何度願った事か。
でも、そんな夢は儚く散ってしまったのだ。
「王子様、私はもう帰らなければいけません、ごめんなさい、」
夜の12時前彼女は何かを言おうとして、階段を慌てて下っていく。
俺は声をかける事もできずに行ってしまった彼女。
たった１つ、ガラスの靴を残して。
このとき、父にこう言い放った「私はこの靴の持ち主の娘と結婚します」と。
颯王子↓
「初めて見かける方ですね」
「すみません、邪魔でしたらすぐに帰りますので…」
いつも嫌々来る舞踏会。いつものようにまたやり過ごそうと思っていた。
けれど、今日はいつもと違った。
見知らぬ方が居たのだ。その方は美しく、清い心をお持ちのだった。
「この方とずっと過ごしたい」
いつの間にかそう思っていた。
けれどもその願いも、あっという間に崩れてしまう。
「王子さま、すみません、私帰らなければいけません」と階段を下る彼女。
「お待ちください！」
けれど彼女は目に涙を浮かべ、ガラスの靴を残しどこかへ行ってしまったのだ。
彼女が見えなくなった後こう言った。
「彼女を探して私の妻にします」と。
修功王子↓
「私のような者が王子様と踊っても良いのでしょうか…?」
「もちろん。それに貴女はとても美しいではありませんか」
僕がダンスに誘うと魅力的な貴女は恥ずかしそうにする。
今日初めてあった貴女。
でも、どこか惹かれて。どこか懐かしくて。
「この方の側に居たい」といつの間にか思っていた。
でも、貴女は行ってしまった。ガラスの靴を残して。
あのとき貴女が見せた「迎えに来て」というような表情を忘れない。
そして僕は言った。
「私はあの方と結婚致します。」と。
==
『待っていて下さい、今お迎えに行きます』
→続く
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らら - 完結残念です…また読みたいです… (2018年7月15日 13時) (
レス) id: 6436915ae3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ - シンデレラのお話しの修功王子のラストのセリフ、大好きです(≧▽≦)どの作品も鶴崎くんに言ってほしいセリフが多くて最高です(*^^*)（伊沢さん・水上くんも好きですが、鶴崎くん推しです） (2018年6月21日 10時) (レス) id: a949fdbfd3 (このIDを非表示/違反報告)
星風宝(プロフ) - リクエストなんですが彼氏のお家に来てみたらの伊沢さん、鶴崎さんバージョンを書いてほしいです (2018年3月17日 21時) (レス) id: dd31b46494 (このIDを非表示/違反報告)
海波(うみなみ)(プロフ) - やばみさん» ありがとうございます〜！卒業式の関係で部活が無く、時間があり更新できてました〜！これからも無理せず頑張ります！ありがとうございます (2018年3月9日 19時) (レス) id: b89aa0aeb9 (このIDを非表示/違反報告)
やばみ(プロフ) - 海涙さん» 最近更新多くて嬉しいです！！ 無理せず頑張って下さいね！！ (2018年3月9日 18時) (レス) id: a5a35c8da3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海波(うみなみ) | 作成日時：2017年12月28日 23時
