.MIROTIC ページ4
《MIROTIC》
ユチョンの手…振りほどいちゃった…
ユノに抱き締められながら…そのことを思っていた…
ヤキモチなんかやかないで…嬉しいけど…
YN｢まだ…怒ってる…？｣
ユノが私の顔を覗き込む…
｢ユノは…？まだヤキモチやいてるの…？｣
冗談のつもりで聞いたのに…ユノは真剣に考え込んだ…
YN｢うん…やいてる…｣
私は思わず…ため息をついた…
｢ねぇ…どうしたら機嫌なおしてくれる…？｣
またユノは考え込んで…じっと私の顔を見た…
YN｢ここでキスしてくれたら…なおるかな…？｣
私も…かなり顔が赤かったと思うけど…
ユノだって…そうとう照れて…赤くなっていた…
｢ここは…ちょっと…」
リビングだから…
誰が入ってきてもおかしくない…
後でね…と言って誤魔化しちゃえ…と思ったら…
ユノの右手が顎に触れて…親指が…ゆっくりと…
私の唇をなぞった…
YN｢ここでキスしてよ…？｣
もう…
心臓が限界に近かった…
クラクラするよ…ユノ…
こんなにドキドキさせられて…
私…ちゃんと…あなたの奥さんになれるかな…？
私は…ちょっと背伸びをして…さっとキスして…離れようとしたのに…
背中に回されたユノの腕が…唇が触れた途端…力がこもって…
朝から…眩暈がしそうな…甘くて…深い…ユノのキスに…捕まってしまった…
ああ…私…
きっと一生…
ユノから抜け出せない…
｢ユノ……｣
ドサッと音をたてて…
２人でもつれるように…
ソファーに倒れこんだ…
ユノが…ゆっくりとシャツの下に…手をいれようとした時…
CM｢いっつまでイチャイチャしってますかぁ〜！？｣
あぁ…やっぱり…
こんなことになる気がしてた…
CM｢２人とも…そんなことしてる時間があるなら…早くご飯食べてくっださい!!わかりましたか!?｣
やっぱり…チャンミンは…何よりも…怖い…
YN･A｢はい…！｣
チャンミンは…じろっと私たちを見ると…バタンとドアを閉めて…先に行ってしまった…
｢ユノ…機嫌はなおった…？｣
ユノが困ったように笑う…
YN｢機嫌はなおったけど…気持ちがおさまんない…｣
ユノはそういうと…私のおでこにキスをして…
YN｢帰ったら…続きね…？｣
そう囁いて…先に部屋を出ていってしまった…
守れません(from CM)→←怒ってる…？(from YN)
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：よーこ
| 作成日時：2010年12月16日 0時
