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爆弾発言とその後〜神無サイド〜part2 ページ7

【江島】『そうね!考えられないわ!【彼ら】に限っては』


彼ら。。。?


ホームルームが終わっても転校生のせいかいくつもの視線が向けられた。。。


落ち着かない。。。


人のいない場所に行きたい。。。


本能が【ここから離れろ】とささやいている。。。


何処をどう歩いたかは分からない。。。


いつの間にかひとけのない森に来ていた。。。



ここまで来ても本能はまだ逃げろと訴えてきている。。。



私は今までそうしてきたように歩き続けた。。。



もしかしたら、危険もないかもしれない。。。
勘違いかもしれない。。。



それを確かめようと立ち止まった瞬間、腕に鈍い痛みが走った。。。


【?】『捕まえた!』


ごつごつした大きな手が私の腕を掴んでいた。。。



男の人だ。。。



これだ!抵抗しようと動くけどびくともしない。。。



【男生徒A】『もう終わり?大声出して助けを呼んでみろよ』


【男生徒B】『何?自分の鬼も呼びたくないの?

もしかして転校したばっかりとか?

つまんないなー』


細められた男の目が金色に染まる。。。


【男生徒B】『いい匂いだな。。。誰の刻印持ってるんだ?』


【男生徒B】『どうする?』


【男生徒B】『少し位いいんじゃないか?

ご指名はこの女だけど。。。無傷で連れて来いなんて言われてない』


【?】『へー、誰からのご指名なのか聞かせてもらおうかしら?』



声がした方をみるとあの写真の女の子に似てる女の子が腕を組んでいた。。。



【神無】『A。。。?』


【貴方】『そうだよ。。。(ニコ)

離しなよ!(ジロッと男達をガン見しながら近づく)』


【男生徒A】『なんだ?お前、こいつと同じ匂いがするな。。。

お前も花嫁だな?』


【神無】『ΣA!お願い逃げて!』


【男生徒B】『怪我したくなかったら引っ込めよ!(ガシッと貴方の肩を掴み)後で相手してやるよ』


【貴方】『触らないで。。。』

【男生徒A】『びびってやんの!』

【貴方】『あたしに。。。触るんじゃねえって言ってんだよ!(しゃがみこみ相手の足を足払いする)』


【男生徒B】『ぐああ〜!(頭を打つ)』


【男生徒A】『Σ!?おい、何やってんだよ!』


その瞬間、周りの木々・雑草がざわざわと揺らめき、突風が吹き荒れた。。。


【?】『おいたが過ぎますよ』


【男生徒A】『誰だ!?Σぐっ!?』


突然、男が呻き声をあげたと思ったら。。。


【水羽】『大丈夫?』

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作者名:サユ | 作成日時:2016年2月1日 20時

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