姉との時間〜主人公サイド〜part2 ページ44
【神無】『幼い頃に私は貴方の力を目の当たりにした時は驚いたけど感謝してるの!
婚礼準備の時の入浴の時も。。。昨日の堀川先輩達の時も助けて守ってくれた!そうでしょ?』
【貴方】『そうだけど。。。』
その時も入浴の時も怒り爆発しちゃってスペックを使っちゃったんだよね。。。
あたし興奮したりすると力のコントロールできないんだよね。。。
【神無】『あの時の怪我を治してくれた時びっくりしたけど。。。治してくれて。。。ありがとう!』
【貴方】『どういたしまして』
【神無】『聞きたいことはね。。。昔もそうだったけど。。。
熱とか出たりするのは。。。能力を使うからなの?』
痛いとこをつくね。。。
これは正直に話した方がいいよね?
【貴方】『そーだよ。。。あたしが人間だけど人間じゃないって話したよね?
それが関係してる。。。』
【神無】『どういう事?』
【貴方】『その辺にいるスペックホルダーよりもあたしの方が力が強力なんだよ。。。
そして、この人間の体。。。この肉体が力に少しついていけない時とかあるとブレーキがかかる。。。
それが熱が出る理由なんだけど。。。
心配しないで!休むだけで回復するから。。。
能力を使う時も加減とか使用した能力の数を数えながらやってるから。。。』
【神無】『そうだったんだ。。。でも、それは三翼の皆さんに話した方がいいと思う』
【貴方】『そーなんだけど。。。あの人達に話すと強引に求愛してくるでしょ?
そんなのあたしは絶対に嫌だから。。。
華鬼の印があるだけでも不快なのに。。。
あの人達にも言ったけど確実に守られる保障なんて何処にも。。。』
【?】『へぇー、ちゃんとわかってるんだ。。。』
誰!?と言う隙間を与えることなく視界が大きく歪んだ。。。
人間怖いと思うと目を閉じてしまうものだ。。。
怖くて目をつむっているとお姉ちゃんの苦しそうな声が聞こえてきた。。。
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作者名:サユ | 作成日時:2016年2月1日 20時