【華鬼】～もう一人の花嫁～ (ページ43)

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姉との時間～主人公サイド～ページ43

【水羽】『Σちょっ！？なんだよ！』

【国一】『いいから少し付き合え。三翼がどういうものか伝授してやる』

後から聞いたけど。。。

水羽くんは三翼の中で1番若くて有望株な鬼らしい。。。

三翼の候補に挙がった時は話題になったそう。。。

決定に関しては何かと揉めたらしい。。。

それでなの？

貢が水羽くんを無理矢理連れてかれた。。。

あれ？あの会話からすると貢は元三翼の1人だったのかな？

まぁ、いっか。。。

そんなのどーでもいいし。。。

【桃子】『ねぇ、仕度できた？次の授業は教室移動しないとだめだから』

【神無・貴方】『『移動？』』

【桃子】『お～♪息ぴったり！流石！双子！2人共知らなかったんだ？

次は、北校舎の第1社会科室に行くんだよ！』

【貴方】『あーそれで誰もいないわけ。。。ね』

【神無】『あ、でも！早咲くんは？』

【桃子】『移動するの知ってるしだろうしその内来るよ！早くしないと予鈴が鳴っちゃう！』

【貴方】『そうだね。。。桃子！あたし達を心配してくれてありがとう！

【桃子】『どういたしまして！ほら！行こう！』

【貴方】『うん、ほら！お姉ちゃん！』

【神無】『うん。。。』

3人で少し話をしていたんだけど。。。

まとめますとね。。。

今から行く所は特別教室が中心だから滅多に使わないらしい。。。

そして、この学校は鬼の関係以外にも花嫁のストレス対策で一般の生徒も受け入れているらしい。。。

一般の人もいれば鬼達も無茶出来なくて適度なストッパーになるし協調性も出るから一石二鳥みたい。。。

そんな話をしながら廊下を歩いていたら。。。

【桃子】『Σあー！？しまった！忘れ物しちゃった～！

ごめん！先に行ってて！第１社会科室は北校舎の1階の突き当たり。

今、中央校舎だからそこの階段下りて、渡り廊下使って北校舎に行けばいいから～！』

そう言うと桃子は我等の有無を言わさずそのまま教室に走って行ってしまった。。。

【神無】『どうしよう。。。』

【貴方】『待つ？あたし達のために待っててくれたんだからさ』

【神無】『そうだね。。。』

こうして、2人で待つことにしたわけだけど。。。

【神無】『ねぇ。。。A。。。昨日の話なんだけど。。。皆がいる前では聞かなかったんだけど』

【貴方】『何？』

能力に纏わる話かな？

【神無】『それを聞く前に。。。ありがとう！』

【貴方】『えっ？』