質問の嵐〜主人公サイド〜part4 ページ12
なるほど。。。
【麗二】『その芳香をまとっているため花嫁の意思とは関係なく異性を狂わせます』
うわ。。。
迷惑な話!
お姉ちゃんの方をみると刻印のある場所を押さえていた。。。
辛い目にあってきたんだね。。。
【水羽】『鬼もその花嫁も、血液に型というものがなくてね、似てるけどみんなそれぞれ違うんだ。。
【自己血】以外だと色々な副作用が現れて最悪死ぬことさえあるんだ』
【光晴】『そうならん為に印を刻んだ鬼から庇護翼に命令を受けて16年間婚礼を終えるまで陰から花嫁を守るんやけど。。。華鬼は、命令を出さなかったどころか君達の存在すら誰にも言わんかったんや』
【水羽】『僕達は昨日聞かされたんだ。。。』
【光晴】『けど、Aちゃんの事はなんで言わなかったんや?。。。あのクソガキ!』
まだ会ったことないけど。。。
その【華鬼】っていうのが最低最悪野郎というのはよーくわかったわ。。。
【貴方】『そんな男が鬼の頭って書いて【鬼頭】なんですよね?歴代で一番強いと言われる。。。』
3人共あたしをみて答えてくれたのは高槻先生だった。。。
【麗二】『そうです!でも、それは役職ですね。彼の名字は木材の木に藤の花の藤で【木藤】(きとう)です!名前は華やかに鬼で【華鬼】(かき)』
ふざけた名前。。。
【水羽】『鬼には階級があるんだけど。。。本人の持って生まれた気質で分けるんだ!』
【神無】『気質?』
【水羽】『うん!先祖返りが激しいほど偉いんだ。今は華鬼が鬼頭。。。つまり、鬼の頭って意味で【木藤】を名乗っている』
【麗二】『だから地位によって庇護翼。。。
花嫁を守る鬼の総称ですね。人数が決まります!
華鬼は3人ですね。。。
自分で選ぶ場合が多いんですが鬼頭の場合は【三老】というのが三翼を決めます』
ふーん。。。
【貴方】『で、この後私達は。。。?』
【麗二】『今夜、お二人と鬼頭の婚姻の儀が執り行われます』
ぶー!とお茶を吹いてしまった。。。
しかも、先輩にかかってしまった!Σ( ̄□ ̄;)
謝るあたし。。。
【光晴】『大丈夫や!』
なんていい鬼なんだ。。。
けど、嫌だわ結婚。。。
【光晴】『婚姻と言ってもただのお披露目のようなもんや!
鬼と花嫁は、最初に結婚してから恋愛するんや!
で、それは自分の鬼でもいいしほかの鬼でもいい!まぁ、いきなりやから見知らぬ相手と愛を育んでいく場所。。。
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作者名:サユ | 作成日時:2016年2月1日 20時