【私たちはどうかしている】～真紅の茨道～ (ページ17)

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何かやらしてよ！～夢主サイド～ページ17

椿さんを廊下で見つけ例の事を聞いてみた。。。

【椿】『あいつと相談してやっておけ』

【貴方】『いやいや、洗い物だけという訳にはいかないでしょ？』

ここ来る前に厨房見て来たけど。。。

1人で充分という感じだったよ。。。

【？】『そうよ。。。椿さん！

それよりも。。。彼女には他にやることがあるでしょ？』

声がする後ろを向いたらそこに着物を着た御婦人がいた。。。

この人は。。。

【貴方】『は、初めまして。。。小鳥遊Aと申します！』

この人。。。もしかして。。。

【椿母】『知ってるわ～！改めて、ようこそ！初めまして！Aさん！

椿さんの母の今日子です！(ﾆｯｺﾘ)

貴方のお嫁の仕事は挨拶回りよ！

さぁ、私と御得意様の所へお嫁さんとして御挨拶行きましょう！』

あー、この人が。。。

いやいやw貴方、すっごい笑顔で話しているけど。。。

それ、結婚した後の仕事じゃないの？

あたしは、花嫁修業？の話をしているんだよ！

なんか嫁はもう決まっているような言い方なんだけど。。。

なんか好きになれそうにないな。。。この人。。。

【椿】『勝手に決めないでもらえますか？(夢主の前に立ち)

それは僕が決める事です！おい、行くぞ！』

椿さんに腕を捕まれ移動させられるあたし。。。

彼の部屋に連れて来られて。。。

あたしはもう一度聞いた。。。

【貴方】『本当に洗い物だけでいいですか？』

【椿】『逆に聞くが。。。お前は何ができるんだ？』

【貴方】『うーん、和菓子って。。。

あんまり若い人って買うの少ないからその人達に向けての新メニューを椿さんと考えるとか？』

【椿】『お前。。。菓子を作った経験は？』

【貴方】『え？嗜む程度ですけど。。。』

【椿】『それは趣味って捉えていいって事だよな？』

その言葉と同時に彼に押し倒さた。。。

【貴方】『Σちょっ！？』

【椿】『こっちはな。。。遊びじゃない。。。

誇りを持って仕事をしているんだ！

今まで作ってきたものを何も無かった物にして新しくメニューを考えるだと？

素人のお前が？(顔を思いっきり近づけ)

生意気な口を。。。』

はああああ～！

あっっったまきた！

【貴方】『何を言うかと思ったら。。。

誰がいつ【何も無かった物にして】って言った？

あたしは、新しいメニューを考えようよって提案しただけ！

それに、その素人の手帳をいつまでも返さない貴方は何なの？