希望へ～ユノ～第８章 (ページ37)

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254話　フルメンバー？ページ37

　
河野「おはようございます」

「あ...おはよう河野君」

河野「朝食誘いに行ったんですけど
もう来てたんですね..」

「う、うん....ごめんね」

河野「ご一緒してもいいですか？」

YN「...どうぞ」

なんか...面倒な事にならなきゃいいけど
ユノを見ても平然とパンを食べてる...

ユチョンはニヤニヤして
ユノと河野君をチラチラ見てる

河野「Aさん...すっぴんですか？」

「あっ...うん、時間なくて...恥ずかしな」

河野「初めて見ました...
あまり変わらないですね(^^)」

YN「俺がせかしたからな...(^^)
でも、Aは化粧なんてしなくても
十分綺麗だからいいよ♪」

河野「・・・」

今、なにげに一緒にいました的な事を
言ったよね....

チャンミンとジェジュンが
笑いを堪えてるのがわかった...
そしてもう一人、笑顔でやって来た人..

綾部「おはようございます(^^)
楽しそうですね♪ご一緒しても？」

JJ「どうぞ(^^)」

なんか、嫌な組み合わせ....
朝からヘビーだな

さっきまですごく楽しかったのに..
これでソニンちゃんが来たらフルメンバー？

「あの、ソニンちゃん達は？」

綾部「ああ、彼女達は昨日の撮影分だけだから
朝一の飛行機で帰るはずだよ

もう、出たんじゃないかな...ホテル
何か用でもあった？」

「あ、いや...そうじゃないんですけど..」

なんとなくホッとした...顔に出てたのか
隣に座っていたチャンミンが小さな声で
「よかったですね」って笑った

綾部「Aちゃん、これよかったら♪」

小さなナイロンのピンクの巾着袋を渡された
お菓子かなにか？
不思議そうな顔をする私に綾部さんが続けた

綾部「水着(^^)
今回の撮影に使うかもしれないから一応
持って来ててってスタイリストに頼んで
たんだけど、使わないから譲ってもらった」

「....あの...」

YC「(^^)両方着て見せてよ、ヌナ
どっちが似合うか見てあげる♪」

YN「そんな事する訳ないだろ」

綾部「あれ？持ってたの？」

「ジェジュンが用意してくれたんで...」

差し出す私の手を押さえて

綾部「もう買い取ったから僕が持ってても
しかたないし....受け取って(^^)」

YN「僕が払いますよ(^^)」

綾部「いや、Aちゃんへのプレゼント
だから...ユノ君からは受け取れないよ」

YN「・・・」

JJ「いいじゃん(^^)貰っとけば、A」

この人は....天然なんだか計算なんだか...
ユチョンとは違うけど、じわじわ煽るよね