希望へ～ユノ～第８章 (ページ20)

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237話　似合わないページ20

　
JJ「....ソニンか」

その名前を聞いて目を逸らせてしまった

CM「ヌナ、行きましょう！」

私の手を引いて部屋を出ようとするチャンミン
チャンミンの手を掴んで止めるユチョン

YC「俺達が行ってこよう
ヌナはここで待ってて(^^)」

JS「一緒に行かなくちゃダメだ！
後でなに言ってもAがユノヒョンを
信用できなくなる」

YC「・・・」

JJ「Aはどうしたい？」

「...わからない....ユノを信じてる
でも....怖い」

JS「A、行こう」

私の手を引いてユノの部屋に向うジュンス
その後に３人も続いた....

ジュンスがチャイムを鳴らした
ドアが開くまでの時間がとても長く思えた

ゆっくり開くドア、ユノの顔も見ないで
ジュンスが私を引っ張って部屋に入る
皆も無言で入って来た

YN「！！A何があった？
どうして、こんな...！」

俯く私の両肩を持って上から下まで見た
慌ててソファーにかけてあったパーカーを
私の肩にかけて背中を擦るユノ

無言で顔をあげると部屋の奥に彼女がいた

！！！

思わず目を逸らす...
そこには、バスローブ姿の彼女が
こっちを見つめたまま立っていた....

YN「ソニン、早く着替えて帰れ」

ソニン「オッパ....ソニンはオッパが..」

YN「...帰れ」

ユノの低い声が部屋に響いた
床に散らばった服を持って
パウダールームへ入っていくソニンちゃん

テーブルに置かれていたバッグを持って
部屋を出ようとした私の腕を掴んだ

YN「....ごめん、A」

「....謝るような事...したの？」

YN「してない！ソニンとはなにもない！
....でも、ソニンを信用し過ぎて
Aから目を離した......ごめん」

「・・・」

カチャ

ドアが開いてソニンちゃんが入ってきた

ハッとしてユノから離れようとする私の腰を
ぐっと力を入れて引き寄せた

私を真直ぐに見る彼女
その目を逸らす事なく見た

ソニン「Aさん、どうしたんですか？
そんな格好して....下着透けちゃってる
大丈夫ですか？」

パーカーの前を合せるようにぎゅっと握った

「・・・」

CM「ソニン！お前がやったんじゃ..」

ソニン「Aさんがソニンの服を
着てみたいって言うから

貸してあげただけなのに...
でも年の割には似合ってるよ♪」

JS「Aはそんな事言わ..」

「そうなの(^^)でもやっぱり似合ってなかった♪
ごめんね、クリーニングして返すから」

ソニン「！じゃあ、ユノオッパも返して！
貴方には似合わないから！」

YN「ソニン！」