234話 噴水 ページ17
「ねえ、どこ行くの？」
ソニン「ここ、ここ(^^)
この噴水の前で待ってるってオッパに
言ってあるから♪動かないで待っててね」
「・・・」
ソニン「Aさん、部屋のカギは？」
「バックの中だけど...」
ソニン「もう多分お開きだと思うから
バックと上着、ソニンが部屋まで
届けとくね(^^)」
はいはい、好きにして....
どうせ私の言う事なんて聞く気ないでしょ
小さく頷くと「そこで待っててね(^^)」と
走ってホテルの中に消えて行った
中央の噴水からは少しだけ水がでていた
足元にはタイルに埋め込まれた何色もの
ライトがいくつもあって淡い光を放っていた
９時頃かな？
これで、ユノが来たら部屋に帰れるのかな..
ホントにもう疲れた.....
誰もいない噴水の前で11月なのに
真夏の格好で立ってる、27歳の私....
なんで、こんな事してるんだろう...
バカみたい....
だいたいユノが来るかどうかだってわからない
帰ろう.....一歩踏み出した時
♪ポロロロ〜〜〜♪
急に楽しげな電子音が鳴って
足元のライトが強く光った....なに？
なんだろう...思った瞬間足元から
水が噴き出した！！！
！！！！
幾つもあるライトの横から水が噴き出す
あっという間にビショビショになった...
悲鳴をあげる気力もなかった
.....やられた....最低...
なんてバカなんだろう
はぁ....
頭の先からつま先まで水が滴り落ちる
噴水を避けて近くのベンチに座った
酔いも醒めた気がする....なにより寒い
だんだん可笑しくなってきた...ふふ///
笑ってるのに涙がでてきた....
「もういや...」
「何が嫌なの？」
ユノ？立ち上がって声のする方を見た
目に映ったのは綾部さんだった...
綾部「凄い格好だね？
そんなタイプじゃないと思ったけど...
僕の事、誘ってる？(^^)僕は嬉しいけど」
私の肩を触りながら上から下まで
目線を走らせながら言った
自分の格好を見て....初めて声が出た
「きゃぁっ！」
Ｔシャツもスカートも肌に張り付いて
下着の色も形もはっきり透けていた....
その場に座り込む私に今度は心配そうな声で
話しかける綾部さん
綾部「どうして....とにかくその格好
なんとかしないと...」
「いいです、自分でなんとかしますから
帰って下さい」
身を縮めたまま俯いて答える
綾部「なんとか出来ないでしょ..
その格好でホテルの中歩くの？ムリだよ
僕も上着置いてきちゃったからな...」
両手で自分の肩を持ったまま動けなかった
ラッキーアイテム
革ベルト
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ｌｏｖｅｌｉｆｅ(プロフ) - ほなさん» そうですよね〜邪魔しないで〜〜って感じ？ (2012年8月9日 8時) (
レス) id: 66f14f4065 (このIDを非表示/違反報告)
ｌｏｖｅｌｉｆｅ(プロフ) - ナノさん» もうユノ絶好調です(^^) (2012年8月9日 8時) (レス) id: 66f14f4065 (このIDを非表示/違反報告)
ほな(プロフ) - 綾部さんも河野君も来ないでえええ！ユノだけえええw (2012年8月8日 19時) (レス) id: d882f11913 (このIDを非表示/違反報告)
ナノ - (照)ユノったらぁ… (2012年8月8日 9時) (レス) id: 280dd91528 (このIDを非表示/違反報告)
ｌｏｖｅｌｉｆｅ(プロフ) - ぽぽちゃんさん» ふふ(^3^)/激しいユノはお嫌いですか？(^^) (2012年8月7日 23時) (レス) id: 725ac180c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lovelife
| 作成日時：2012年7月29日 1時
