希望へ～ユノ～第８章 (ページ15)

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232話　限界！ページ15

　
お手洗いから出ると
綾部さんが壁にもたれて立っていた

！！驚く私に笑顔で言う

綾部「ちょっと散歩でもどうですか？」

「いえ、皆が心配するといけなんで...」

言いながら横を通り過ぎた私の手を掴む

綾部「皆、若い子と楽しそうだし
ちょっとくらい大丈夫ですよ(^^)」

「でも私結構酔ってるんで座りたいから
部屋に戻ります(^^)すみません」

綾部「それなら尚更ちょっと風にあたって..」

JS「A探したよ(^^)行こう♪」

綾部さんが握っていた手をジュンちゃんが
掴んで私を連れて行く.....ジュンちゃん

JS「A大丈夫？酔っちゃった？」

「大丈夫(^^)ジュンちゃん...ありがとう」

JS「僕が守るからね(^^)
今日のヒョンはあてにならないから！」

「・・・」

後ろから綾部さんも歩いて来てたのが
わかってジュンスが振りかえる

JS「僕らの大事な人なんで
誘わないで下さいね(^^)」

綾部「ちょっとくらい貸してくれても
いいじゃないですか(^^)」

JS「(^^)ダメです、貸しません」

ジュンちゃんが、ぎゅっと手に力を入れた
やっぱりジュンちゃん大好きだ...
だんだん、ユノに腹がたってきた

部屋に戻ると変わらずユノの横にはソニンちゃん
その前の席が３つ空いていて....

はぁ～、と思いながらユノの正面に座る
私とジュンスと綾部さん...
いつまでここにいるんだろう...

ソニンちゃんはユノの耳に唇がくっつきそうな
距離で私の顔をチラチラ見ながら
コソコソなにか喋ってる...
手はずっとユノの腕と絡まったまま

お酒で顔が赤いのか、嬉しくてなのか...
ユノは赤い顔でソニンちゃんの話を聞いていた

俯く私の手をジュンちゃんが握ってくれる
もう限界！私の中で何かが弾けた！

やってらんない....飲んでやる！
心配そうに見るユノの視線を感じながら
どんどんお酒を飲む私...

隣の綾部さんは私のグラスが空く度に
「(^^)いいね～」といいながらお酒を注ぐ

ソニンちゃんが突然、私のところに来て
「来て(^^)」と私をひっぱった

「へ？」

思わず変な声がでた私を彼女が笑うと
強引に私を立たせた

JS「ソニン！」

ソニン「いいから(^^)」

ふらつく足で彼女に連れられて来られたのは
隣の個室...なんなの？？