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2人きりの病室 S ページ14
正直、こんな身体で10年も続けられるなんて思ってもみなかった
みんなとはもっと早く、一緒に居られなくなると思ってた
2人きりになった病室…
またも生まれる沈黙…
それを破ったのは、意外にも自分だった
翔「ごめんね、ほんと。急すぎるよね」
けれど、智くんの口は開かれない
さすがにずっと黙られたら、こっちも不安になるわけで…
そろそろ2回目の声をかけようとしていた時、やっと口を開いてくれた
智「今翔くんが思っていること、正直に話して」
いつもより強い口調で話す智くん
翔「10年も隠してきた事は、本当に悪いと思ってる。もっと早く、病気がわかった時に、ちゃんとケジメつけておくべきだった」
智「翔くんが言うケジメって、辞めるって事？」
翔「うん。あの時ちゃんと言ってれば、みんなにも迷惑かけずにすんだのに、俺が弱いばっかりに…隠し通せるなんて思っちゃったから…」
智「ねぇ、翔くんは嵐を辞めたいの？」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー嵐ソング
ナイスな心意気
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作者名：H☆AMNOS | 作成日時：2013年12月25日 23時
