鶴の溺愛する娘 (ページ6)

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第４話ページ6

貴方side

まったく………。

鶴丸さんめ……////

鶴丸さんは
いつもあんな感じで

私も嫌いではありません。
むしろ…………大好きですが、
その、皆さんの前でも
お構い無しにくっついてきて
恥ずかしいんです……。

昔は…………
私の親代わりみたいで
いつも優しくて

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貴「見てください！
鶴丸さん！どうですか？
この新しい着物！！」

鶴「おぉ、主！
よく似合っているなぁ。
こっちにきてもっとよく
見せてくれないか？」

貴「えへへっ！
ほら、どうですか？」

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あの頃とはもう違う………。

あの頃、私はまだ幼かった。
だから恋心なんてものは
一切あるはずもありません。

でも、私の体と心は
どんどんと成長していく。
それにつれて………。

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鶴「おい、主。
夕飯の仕度が
できたらしいぞ？」

貴「ん、ありがとうございます。
すぐに行きますね！」

鶴「駄目だ。
仕事だけでは退屈してしまうぞ。
ほら、行くぞ主！」

(ギュッ)

貴「っあ！ち、ちょっと
鶴丸さん//////」

いつも繋いでいたはずの
白くて綺麗な手に
ドキッとする私が
現れ始めて…………。

気付けば、
大好きだった
貴方のことを………。

愛してしまうように
なってしまいました……。

頑張って突き放すけど
やっぱり自分の心には
逆らえなくて………。

貴方が……………
鶴丸さんが抱きしめてくれると
それだけで快楽を得られる気が
してしまう……………。

所詮は刀…………。

そして私は人。
人であり審神者。
刀達を導き
歴史を守るという
役目を任された身なのです。

でも……………。

釣り合うはずもない
私達でも…………。
いいのでしょうか？

鶴丸さん………。
私を貴方は………。

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私の全てをいつか………。

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もらってくれますか。