憂いのトーク☆ショー (ページ18)

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その頃のモリアーティ陣営ページ18

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平和促進協議会 (3)
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ｰウィリアムがモラン、フレッドを招待しました。ｰ

ウィリアム皆がスマホを持っていて助かったよ。フレッドとモランに頼みがあるんだ。
フレッド……ウィリアムさん……何ですか?
モラン何だよ。
モランあと、このグループ名何だよ。
ウィリアム良い名前だろう?
僕達の理想通りの名前じゃないか?
モラン……まあ、何でも良いけどよ……。
モランよお、フレッド。元気にやってたか?
フレッド……。
モラン……相変わらず愛想がねえな……。
ウィリアム挨拶は終わったかな?
それじゃあ、話を先に進めるよ。
モラン……ああ。
終わったかどうか知らないけどな……。まあ良い、話とは何だ、また貴族を殺すのか?
ウィリアムいや、今回は違うんだ。
モラン達は、僕の友人のAを知っているだろう?
モランA……?
あ、あの、よくウィリアムに会いに来る、いつもボケーッとしてる奴か。
ウィリアムの友人なのか?
ウィリアムそうだよ。
と言っても、Aは、僕が犯罪卿だとは知らないけどね。
モラン知らない方が良いだろ。
そいつがどうしたんだ?
ウィリアムついさっき、Aは僕に、友人の恋愛の相談を持ちかけて来たんだ。
モラン平和だな。
ウィリアム平和と言えば平和だね、確かに。
でも、それは聞けば聞くほど面白い、失礼。
聞けば聞くほど複雑な問題だったよ。

僕は一応普通にアドバイスをしたけれど、Aの潜在意識にダークな解決法を忍び込ませたから、もうすぐまた連絡が来るはずだ。
モラン……へえ……。
ウィリアムそうしたらね、僕は本格的にその問題に関わるつもりでいるんだよ、モラン。
ひょっとしたら、シャーロックを僕達の陣営へ引っ張る事が出来るかも知れないからね。
モランはあ?!
モランシャーロックって、あのシャーロック・ホームズか?!
ウィリアムそうだよ。