23 ページ23
爽やかな風がふく…
その度に、桜の花びらが舞う今日…
私はあれから、松潤と結婚した…
年の差結婚だけど…
そんなの、関係ないよね。
しかも、子供もできた…
私は、病院の屋上で、空を眺める…
青く…
広い空…
あ「涼介…
未来っ！こっちおいで…」
私は、自分の子供を呼ぶと、
あ「見て〜？
綺麗な空でしょー？
今日ね、未来の運動会だったからね、
涼介が晴れにしてくれたんだよ〜？」
未来「涼介？ あっ！
ママの赤い糸の人だっけ？」
あ「そうそう！
ほら、ちゃんとご挨拶して。」
未来「涼介くん。こんにちは！
ママの子供の未来ですっ！」
そういい、頭を下げる未来。
その時、優しい風が吹いて、
一瞬だけ、
ほんの一瞬だけ…
涼介が見えた…
足は人間の足で、
子供達に囲まれて…
幸せそうに笑う涼介…
あ「涼介…？」
私が名前をつぶやくと…
彼は口パクで、私に何かを言った…
あ「えっ…」
その時、強い風が吹いて、
桜が舞った…
目を開けた時には…
彼の姿も…
子供達の姿もなかった…
あ「ふふ笑」
未来「ママ？なんで、笑ってんの？」
あ「何でもない。笑」
私がまた、空を眺めると、
屋上のドアが開いて、松潤がやってきた。
未来「パパ〜！」
松潤「おぉー！未来ー！
ママ〜！車の用意が出来たから、
帰ろー！」
あ「うん！今行く！」
私は、ドアの方に走り出す…
あの時…
確かに、涼介は口パクで言った…
おめでとうって…
END
終わり←22
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
** 山 田 え リ **(プロフ) - 前読んで、この作品がどうしても忘れられず、探まくっ読み返しました本当に素晴らしい作品です。 (2015年4月20日 20時) (
レス) id: aa8c2c8449 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 何回読んでも感動！大好きな作品です (2015年1月7日 21時) (レス) id: 2bdaafc832 (このIDを非表示/違反報告)
りほtim(プロフ) - 感動しました！自然と涙がでました笑 (2014年12月14日 16時) (レス) id: 53f2691fff (このIDを非表示/違反報告)
桜田舞(プロフ) - 感動しました。大好きですこの作品！ (2014年8月22日 21時) (レス) id: d9a15639e5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - とっても良い作品で自然と涙が3回も溢れてきました。 (2014年6月7日 0時) (レス) id: 0782c8f0f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青いラムネ | 作成日時：2013年8月25日 1時
