よんじゅーいち ページ47
貴「特に何も出来なかったなー、今日」
各々用事があるらしく、とぼとぼと一人で帰路につく
一人で帰るのは寂しい。そこで、今日は冒険をしよう!!
適当なバスに乗って暫くぐるぐると回るとあっという間に知らない所にたどり着いてしまった
貴「あちゃ、ここどこだろ」
いつもとは違うおっとりとした風景。てくてくと歩いていると何か揚げ物のような香りが鼻を掠めた
貴「こっ、この匂いはっ.....!!」
匂いのする方へ全速力でかけていくと商店街にあたった
左右をキョロキョロしているとビンゴ。コロッケを揚げているお店を見つけた
貴「わああ!コロッケだああ!!」
吸い寄せられるようにお店へ行くとジュー、という油の揚げる音と香ばしいかおりが空腹感と欲求を撫でる
涎を垂らしそうになるのを堪えると。ぐう、と微かにお腹が悲鳴をあげる
貴「っ.....!?〜〜!!」
幻想から覚めたようにはっ、と我に帰る。すると目の前でコロッケを揚げていたおじさんがくすくすと笑っていた
貴「す、すいません....一個いくらです......?」
ひいい、恥ずかしい。とんだ醜態をさらしてしまった
財布を鞄から出すと
かっかっか!という笑い声が聞こえた
「いいよいいよ!そんなに美味しそうに見てくれてるんだからね。はい、おまけ」
おじさんはそう言って揚げたてを小さい紙袋に入れて渡してくれる
うるうる、と目に涙が浮かんだ
貴「いいんですか...!?....ありがとーございます!!」
「いやあ、お嬢ちゃん元気だねえ。どれ、ここに座って食べるといい」
貴「はーい!いっただっきまーす!!」
座るよう促された店内の長椅子に座り、早速コロッケを一口かじるとカリッという感触とじゃがいもやひき肉の旨味が一気に口に広がった
貴「うわああっ!!!!うぅっまあああい!!!!」
「そうだろう、そうだろう」
かっかっか、と笑ったおじさんは新しくコロッケを揚げ始めた
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ゆい - 評価つけました!ところで「操」って読み方は”そう”か“みさお”のどっちですか?w (2018年12月1日 17時) (レス) id: f8db7797b8 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凛さん» いやあ、あれに勝るイケメンってもうないと思います(笑)でもそう思って頂けたのなら光栄です(´フ`)ゝ (2018年5月16日 22時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 私も「恋をしよう」聞きましたけど、すごいイケメンでイケボでしたよねー!ソーダさんの作品も負けないくらいイケメンです (2018年5月16日 21時) (レス) id: 9ba27b7b63 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凛さん» いやあ....凛さんすみません。お詫び申し上げます(_ _)ペコリ (2018年5月16日 0時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - まきびしさん» ありがとうございます。まきびしさん!!いやぁ.....そんなことないですから....全部私の願望ですし。.......でも『恋をしよう』がイケメンでした!!! (2018年5月16日 0時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソーダ | 作者ホームページ:
作成日時:2018年3月26日 16時